園便り

~心優しい、頼りがいのあるパンダ組(2歳児)~

2020年03月18日 いつかいち(分園)からの園便り

いよいよ3月も後半戦へと突入、公園では暖かな日差しの下、木々が芽吹き、お花が笑い、街並みが春色に染まっていく今日この頃。昔から”暑さ寒さも彼岸まで”と言われるように、20日は、(昼と夜の長さがほぼ同じになる)”春分の日”となります。季節毎に移り変わる(ちょっとした)自然の変化は、こどもたちにとっても漠然としながらも不思議に感じられるのではないでしょうか?こどもたちのそんな不思議に寄り添いながら、一つひとつの学びが積み重ねていけるといいなぁ~と思います。
 
このところの気候は、キラキラとした日差しの下、心地よいそよ風が吹き抜け、道端のお花が歓迎してくれる中のお散歩は、自然と心をウキウキとさせてくれます。もうすぐ園を巣立っていく2歳児が1歳児と手を繋ぎ、(後は頼むとばかりに)その役目を引き継ぐ感じように誘導してくれます。0歳児は、バギーの中からそんな様子を”いずれは自分も”と言いたげな、羨望のまなざしで見つめているようです。
 
いざ1歳と2歳児のペアが決まると、わずか1歳の違いですが、たかが1歳と侮るなかれで2歳児たちは(実際の兄弟でもないのですが・・・)血の通った兄弟のようにペアの子の手を優しく握り、目的地まで親身にケアしていく姿が見られます。これも異年齢保育ならではの関係性ではないかと感心させられるところで、出発進行となります。
 
その道中には、いろんな発見の連続。例えば、ある子が空を見上げ、目ざとく「飛行機おった~」と声を上れば、それに反応するように、みんなは「どこにおるん?」や「あそこ~」と一斉に空を見上げ、楽しいひとときがひろがります。最後は、「お~い!」と元気一杯に声を掛け、まるではるか遠く、空高い飛行機に声を届けようとする、その純真さにほのぼのとさせられる思いです。
 
他にも、2歳児の「ほら、見てぇ~、かわいいお花!」と小さな花が咲く花壇を見つけた声に反応するように、その場に近寄り、観察しようとする一幕へが展開されていきます。でも、綺麗に咲いた花びらよりも開花を控えた蕾(つぼみ)に興味津々のようで、目をキラキラさせて観察しているのが印象的でした。こどもの自然への興味・関心を大切にし、学びへと繋げていけるようにしたいものです。
 
一方、室内では、1歳児がしているジグソーパズルを「どれ、どれ、どんな塩梅かなぁ~」と2歳児の優しく見守る姿もあります。ですから、すぐに「ここだよぉ~」なんて横槍を入れるような野暮なことはしません。ただ、さすがに困っていると分かると、そこはきちんと助け船を出す、という大人の対応ができるお兄ちゃんでした。また、自分より小さい子のことが気になるようで、思わず「これだよぉ~」とお兄ちゃんぶりを見せてくれるのも、普段の親密な関係があればこそのことだと思います。
 
他には、型はめパズルを仲良く楽しんでいる姿を発見。0歳児が「どこかなぁ~?」と戸惑いながらも試す中、たまたまお兄ちゃんの動きと合い、型はめに成功する場面に遭遇しました。その後は、(おもちゃの遊び方が理解できたようで)一人で黙々と型はめパズルに集中し、取組んでいました。果たして、上手くいくのかなぁ~~?
 
所変わって、プレイルームでは1歳児が平均台から落ちないように優しい心使いで寄り添い、端から端まで誘導する2歳児の姿が見られたり、避難訓練では口に手を当て煙を吸わないように自分の身の安全を守りながらも年下のお友だちを誘導してくれる様子もありました。今年度を持って、2歳児は園を巣立っていくことになります。本当に残り僅かな時間となりますが、2歳児のこんなことやあんなことを引き継いでくれることを切に願って止みませんし、そんな2歳児たちをみんなで盛大に送り出してあげたいと思っております。


2017年以前の園便り