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園便り

~楽しかったね、運動会!!~

2020年12月01日 ふるいちからの園便り

いよいよ今年も一年最後の月、12月に突入。この時期に話題となるのが新語流行語ですが、世風を反映し”コロナ関連ワード”が目白押し。その中でも、日本三景や世界三大珍味などのように3つにまとめられたコロナ感染予防策の”3密”が年間大賞に選ばれました。今年は本当にコロナにはじまり、コロナに終わる一年ですね。ここは人間の英知と努力で是非ともこの難病を克服し、来年こそは見通しの持てる年にしたいものです。頑張りましょう!!
 
<乳児の部> いよいよ運動会の成否を印象づける第一の関門の入場行進がはじまろうとしています。先頭は、各クラス代表がクラスキャラクターの入ったプラカードを持ち、0&1歳児は誘導ロープを持ち、2歳児は二人ペアで手を繋ぎ、イチ、ニッ~、イチ、ニッ~と仲良く行進していきました。ただ、0&1歳児は多くの方を前に緊張感から思うようにいきませんでした。一方、2歳児はそんな素振りは微塵も感じさせない立派に行進していたのが印象的でした。  

さて、花形競技のかけっこからはじまり、はじまり~。ゴール付近に後向きの見かけぬ人影が競技に参加する園児の名前が点呼されると振り向き、自分の父さん(or)お母さんが待っているという趣向。これには俄然、元気チャージされたようで普段以上の実力を発揮し、走り抜けていました。その後の親子参加のサーキット競技では、手づくりトンネルの先にこれまたお父さん(or)お母さんの顔出しに超高速ハイハイで応えるという微笑ましい光景が広がっていました。
 
今回の運動会の売りの一つが”みんなde手作り”でしたが、それが現れていたのが、サーキット競技の最後の関門の魚釣りのお手伝いをしてくれていたのが4歳児たちでした。お兄ちゃんたちの手助けで魚をゲットし、小躍りしながら自慢顔をし、保護者の方に見せていたのが忘れられませんね。お遊戯では、兄弟で通う子たちが向い合って仲睦まじく踊る姿も印象に残るシーンでした。
 
また、2歳児はサーキット競技・”森に行こう!!”では、平均台感覚の一本橋、ジャンプ三発の石渡りで小気味よく動き、ピョン、ピョンと軽快な身のこなしで見応えある競技となっていました。
 
その次に、親子競技のダンシング玉入れは、親子で楽しいひとときを過ごしながら出来たのではないでしょうか?お父さんやお母さんと一緒だったので練習以上に実力を発揮(?)し、頑張る姿があちらこちらで見れましたね。
 
そうこうしている内に、乳児の部の運動会は閉幕を迎えることになったのですが・・・多くの人を前に緊張したり、昨年の経験が活かされ頑張ったり、涙が止まらなかったりと、みんなにとっては様々のようでした。ただ、親子で一緒に楽しめたのは次回にきっと繋がることでしょうから、来年が楽しみです!!

 
<幼児の部> 乳児の部を引き継ぐ形で幼児の部が同様な形でスタート。ご覧のように”これから張り切って、一発やっちゃうよぉ~”とでも言いたげな、堂々と自信たっぷりな入場行進からスタートしました。その後、みんなの代表の年長児2名が元気一杯に意気込みを選手宣誓の形で高らかに表明し、みんなの闘志に火をつけるくらい立派なものでした。  
まず先陣を切ったのは3歳児のかけっこ競技ですが、この独特のスターティングポーズが何とも周りの笑いを誘っていました。一人ひとりの走りっぷりも様々で、すいすいと駆け抜けたり、一緒に仲良くゴールしたりとこれはこれで楽しいひとときとなっていました。
 
次は、忍者修行に見立てた障害物競走で、フープ跳び、綱渡り、網くぐりと忍者稼業は楽ではないことを痛感させる内容。最後は、山猫退治で修行の修了書がてらに巻物をゲットという流れでした。みんなは体操教室で取組んでいる内容だったこともあり、軽快な身のこなしで一つひとつの難所をこなしていましたね。
 
この競技のクライマックスは、何と言っても”山猫”を退治する場面。山猫と対峙する場面では、「やっつけてやるっ~」と言わんばかりにどんぐり手裏剣を力を込めて投げ、命中してやっつけると「やったぁ~!!」と歓声を上げていました。見事、巻物を手に入れてのドヤ顔もなかなかのものでした。
 
次に、4&5歳児の障害物競争となると、障害も多種多様で挑戦しがいがある内容となっていました。まずは、健康チェックも兼ねたツボ踏みマットからスタートし、マット運動、蜘蛛の巣、キャタピラーと体力に加え、知力も要求されるものでした。
 
そして、目まぐるしく入れ替わる紅白カードのひっくり返し合戦で熱戦が繰り広げられた紅白ゲーム。今までの(練習上の)対戦成績は、圧倒的に白組が有利な展開でしたが・・・当日は、今までの劣勢を挽回するかのように紅組が3戦の内、2勝を獲得。最後の1戦は、今までの戦績を実証するかのように白組が底力を見せつけることが出来、まずは万々歳でした。
 
幼児の部で熱戦が繰り広げられる中、ちょっとブレイクとばかりに年中&年長児のバルーン・パフォーマンスが演じられました。まずはみんなで大きく円陣を組み、徐々にバルーンに近づき、持って演技が開始されます。このパフォーマンスにぴったりの音楽に聴き耳を立てながら、みんなは息を合わせてバルーンを操り、大きな花火を表現することに成功しました。なかなか見応えのあるものでした。
 
幼児の部のクライマックスとなるのが紅白リレーでした。駅伝もそうですが、リレーも一人ひとりが次の人へバトンで繋がり、ゴールを目指すものでみんなの思いが形となるものです。ですから、走る人もそうですが、周りで応援する人も自然と力が入りますね。その結果、勝者は白組でしたが、敗者の紅組もラグビーのノーサイドではありませんが、お互いの健闘をたたえ合う姿が良かったですね。
 
最後の最後は、みんなにご褒美の”がんばったで賞”のメダル授与とお土産が渡され、みんなは心地よい疲れを感じながらも充実感みなぎる笑顔が印象的でした。コロナ禍で開催が懸念された運動会がこのような形で無事、開催でき、皆さまと喜びと感動を共有できたことを心より感謝いたします。今後も季節的にコロナ感染症の行方は油断できない状況が続きそうですので、引き続き感染予防策をしながらいろんなことにチャレンジしていきたいと思いますのでよろしくお願いします。当日はお忙しい中、ご参列いただきまして改めてお礼申し上げます。誠にありがとうございました。


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