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園便り

~「秋から冬へ」、ある日の出来事~

2017年11月22日 ふるいちからの園便り

朝夕は随分と寒さが身に堪えるようになってきました。ここ最近、季節はずれの”残暑”が続くことが多く、たいがいが「秋」を実感できぬまま「冬」を迎える年が多かったように記憶していますが、こと今年に限ってはあたりの自然の変化から”深まる秋”を感じることができたような気がします。当園ではそんな探索を楽しむために安川緑道公園に出かけてきました。公園の至るところにある木々の葉は春先の「淡い緑」、夏の「勢いを感じる緑」から「赤」や「黄」や「茶」へと化学変化を起こし、今や紅葉真っ盛り、色彩感てんこ盛り。その色づいた葉は吹き抜ける秋のそよ風を背に受けヒラヒラと青空を舞って落ちていきます。そして、積もり積もって出来上がったのが彩り鮮やかな落ち葉の絨毯の完成となります。そんな自然の絨毯の上をこどもたちが歩くと「シャカッ、シャカッ」と足音が変化するのを不思議そうな表情で確認したり、次第に楽しむ姿が見られました!
中には、落ちた葉っぱを手にとり自然観察がはじまっていました。そして、穴の開いた葉っぱを「穴があいてるよぉ~。もしかして、あのはらぺこあおむしが食べたのかな?」と観察や創造力豊かなこどもたちの世界を垣間見ると愛らしく感じると共に逞しさも感じました。また、ゆったりと動く雲の動きに興味を持ち、周りの友達に指さして新たな観察会がはじまっていました!そんな自然の情景に感じ入るところがあったのか、ついには”俄かカメラマン”に扮しシャッターを切っていました。季節は秋から冬へと着実に移ろう中、近くの公園で落ち葉の上を存分に身体を動かして楽しんだり、色や大きさの違い等葉っぱからの自然学習もできました。そして、最後は大事なもののように落ち葉を1枚1枚丁寧に入れ持ち帰るなどして、色んな秋を楽しむことができました。さてでは、これで何を作ろうかなぁ~(^^♪こうご期待といったところです!


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