園便り

楽しい社会見学の巻

2019年11月20日 いつかいち(本園)からの園便り

今月は、文化の日と勤労感謝の日と祝日が2日あり、ちょっとしたお得感があります。今週土曜は、とかく「働いている人に感謝する!」と理解されがちな勤労感謝の日ですが、本来の主旨は、”隣人であったり、物を作る生産者とその手間暇に思いして感謝する”で換言すれば”多くの人との共有のもと、自分の生活が成り立っている”ということを再確認する日と言えます。そこで、園では色んな仕事に触れ、理解し、感謝の一歩となればということで、近隣の社会見学に出掛けてきました。
  
まずは年少クラスが、JR五日市駅北口にある福屋地階のヤマスイさんに出掛けて来ました。最近の食事の欧米化でお肉が好まれ、お魚離れが進み、と同時にお家で魚をさばくなんてことを目にすることもなくなってきました。そこで、お魚専門店でその様子を見させていただくことにしました。普段、一般の人が入ることのできない作業場へ特別に入れてもらい、みんなはマスク姿で神妙な面持ちでお仕事の邪魔にならないように社会見学がはじまりました。
 
みんなにとっては見ず知らずのところとあって緊張しまくり状態でしたが、福屋の責任者や店員の方にしっかりと挨拶をし、3~4名の小グループとなって順次、お魚屋さんの仕事を見させてもらいました。お魚のさばきは、頭を落とし、腹を開き、腹わたを取り除き、腹を割き、3枚おろしとなっていきました。さすがに腹わたを目のあたりにしたみんなは、後ずさりをしていましたが・・・その他の作業は、興味深そうな目でジッ~と観察していました。店員の手さばきの良さに思わず「すごいっ~!」と感心することしきりでした。
 
また、魚によっては”鱗(うろこ)”というものが身体についているという新発見もありました。店員の方は、(鯛の)鱗とりを丁寧に見せてくれ、みんなは時折飛び散る鱗に目を白黒させながら観察していました。園では、年長・年中児の陰に隠れ、目立たない感じで過ごすことが多いクラスですが、はじめての場所で店員の方の話に耳を傾け、約束を守って行動することができて、確かな成長を感じることのできた社会見学となりました。これからも、いろいろな体験・経験を通じ、それぞれに興味・関心をもって取り組んでほしいなぁ~と思います!この場をお借りしまして、当日はお忙しい中、こどもたちのためにお魚屋さんの社会見学のご理解とご協力を賜り、福屋の関係者の皆さまには心よりお礼申し上げます。

 
いつもならこの時期、佐伯消防署主催の”集まれ、ちびっこ消防士!”という防災体験に参加するのですが、今回の開催場所がアウトレット広島と園からは遠方ということで参加を断念し、佐伯消防署に直接、防災体験に出掛けることにしました。まずは、火事が起こる危険なところの間違い探しをして、ウォーミングアップで楽しみました。
 
次に、火遊びの危険さを学ぶDVDをみて、消防士の方々と「火遊びは絶対にしません」という約束をしました。DVDの中に出てくる火事の数々を見た子どもたちは「怖〜い」や「逃げないとっ~!」と火事の怖さを改めて再確認できたようなので何よりでした。
 

消防士が消火活動の際に身につける防火服を着用させていただきました。当然のことながら、火や熱を通しにくい素材で身体を保護してくれるので、こどもたちにとっては「重たーい!」や「こんなに重たい服着るんだ!!」と驚きばかり。他にも、救助工作車の中身をいろいろと見させてもらったり、はしご車に乗せてもらったりとワクワク、ドキドキの連続でした。最後に消防士の方に質問を沢山し、終始目をキラキラさせて楽しんでいました。今回はただ消防署の見学に止まらず、その仕事の意義も少しばかりは理解できたかもしれませんし、もしかしたら自身の将来像として思い描くきっかけとなったかもしれません。佐伯消防署の皆さん、お忙しい中、貴重な体験・経験をさせていただきまして誠にありがとうございました。


2017年以前の園便り