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園便り

~一体、”文化の日”って何?~

2020年11月04日 いつかいち(本園)からの園便り

今年も残すところ2ヶ月を切り、年末年始関連のXmasをはじめ、年賀状やお節料理などの話題が上がるようになり、日一日と過ぎていくとより慌しさが実感できるようになっていくのでしょうね?!毎度のことではありますが、(月日が)過ぎてみれば、光陰矢の如しで早いなぁ~と思わされるのはいつものこと・・・今年はコロナ騒動等、いろいろと世間がひっかけ回され続けた一年になりそうな感じではありますが、”終わりよければすべて良し”とあるように最後の締めはきちんとし、より輝ける年明けへと繋げていきたいものですね。そう、明けない夜はないと心に銘じ、頑張っていきましょう!!

今月3日は”文化の日”ですが・・・一体全体、”文化”って何をする日なのか、改めて考え直してみることにしました。そもそもの由来は、明治天皇の誕生日の明治節がGHQの敗戦処理の一環で削除されようとしたのを(憲法の”平和と自由、文化を大切にしょう!”という基本ルールを知らしめるといった意味を込め)憲法の公布された日として祝日にされたものとなっています。そこで、それが転じて”もっと文化に接し、興味を持ってほしいなぁ~”ということから各種イベントが行われるようになっています。その代表的なものが、文化功労者を表彰する文化勲章授与式がありますね。そこで、園でも”文化の日”を再考する場としてみんなに「人のために頑張ったり、役立つようなことをしたことがありますか?」と尋ねてみました。


兄弟のいる場合の「弟のお世話をしてあげてるよ~」にはじまり、「保育園でお友達が困っていたら助けてあげてるよ!」や「お家でお皿を運ぶお手伝いをしてるよぉ~」など、それぞれ頑張っていることを発表してくれました。そこで、みんなで”文化の日”を考えるに当たり、文化功労者に文化勲章が送られるようにみんなも日々、地道に頑張っているのでご褒美に勲章づくりをし、表彰することにしました。

まず、年少クラスが取組んだのが”ピカピカメダル”。メダルの真ん中にはかわいい動物があしらわれるようになっていて、男の子はクマを、女の子はウサギを配置することにしました。その動物は、「どんな顔にしよおかなぁ~」、「目は黒で描いて~、お口はニッコリよぉ~」や「スヤスヤ寝顔にしよう~」と思い思いにすっかり上手になったマーカーを使い、表情豊かなものに仕上げていきました。動物の背景となる折り紙は一人ひとり好みの色を選択し、適度な量の糊づけもバッチリに作り上がていきました。


年中クラスのは、”バッチメダル”で、文化勲章っぽいものを作りました。ご覧のような、三色の折紙を上部の端部分を固定し、固定部分に星型やパッチシールを「ちょっとナナメに貼ってみたらオシャレかな💖?」といろいろと構想を練りながら、飾りつけをしていきました。

飾りつけシールは極々小さい形なので、糊づけも指に載せる量を加減しながら、丁寧に一つひとつ飾りつけをしていきましたよ。だからでしょうか、出来映えに満足し、ご覧のような満面笑みを見せ、いい自分へのご褒美となっていたようです。

最後に、年長クラスはというと、”お花メダル”づくりをしました。4~5種類の色折り紙を真ん中で折り返した状態にし、真ん丸の台紙に花をイメージした形で貼り付けていきます。中には、”ピンク、水色、ピンクそして水色”と規則正しくと交互になるように配列する子もいれば、いろんな色を配列する子もいたりと個性的なお花が次から次へと作り上げていきました。

最後の仕上げは、真ん中にフワフワ感たっぷりの花紙のお花を添え、完成となります。こちらは日頃の年中や年少の子の面倒を一手に引き受けてくれていることもあり、言わば自身を表彰するのに丁度いい形となり、みんなも満足そうな笑顔がとても印象的なシーンとなっています。これを機にこどもたちには芸術やアートといった文化活動やスポーツなどに興味関心が向けられるようになれば幸いですので、園の中でもこれら関連の活動を取り入れていけるようにしていきたいと思います。


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