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園便り

(^^♪お姉さん先生と遊んだよ(*^-^*)

2018年05月16日 ふるいちからの園便り

常緑樹の緑に新緑が加わり、そのコントラストが目を楽しませてくれる今日この頃。季節は暦上、初夏となりました。今は、春の代名詞の桜から鮮やかな色合いのツツジの花が周りを引き立ててくれていますね。早いもので5月も半ば、天候も夏日を記録する日がチラホラとなってきましたが、外遊び大好きなこどもたちは額に汗しながらも初夏のひとときを楽しんでいます。今日は、安佐南中学生2名が職場体験で16日から2日間の日程でこどもたちと一緒に当園で過ごしてくれましたので、その様子をお伝えします。昨今の少子化は異年齢で過ごすという環境を家庭から遠ざけ、和気藹々とした雰囲気もなかなかと言った状況と化していきます。ですから、(多少、年齢は離れますが…)お姉ちゃん先生の登場にみんなは当初の戸惑いはあったものの、いつの間にか打ち解け楽しいひとときを共有することになりました。はじめて訪れた中学生の方々にとってもこのことはスムーズに職場体験に入っていけることに繋がったのではないかと思います。こどもたちは、自由時間のブロック遊びでは「見て、見て~」と言って、どの子もお姉ちゃん先生の気を引き、一人独占したい様子でした。

 
初日は、みんなが大好きなしま先生の体操教室でした。まずは、スポーツに携わる方らしく「礼にはじまり、礼に終わる」といった礼節を重んじる方針で先生と交わす挨拶を皮切りに、ジャンプやマット遊び等の盛り沢山のメニューを一つずつこなしていきました。そして、なかには気になるお姉ちゃん先生に「こっちきて~」と手招きで誘い一緒に身体を動かしたり、はたまたお姉ちゃん先生の膝の上にちゃっかり座り込み、甘えっこを決め込む子もいたりと体操教室を存分に楽しんでいました。
 
2日目は、外遊び&遠足ごっこを兼ね、公園遊びをしました。当日、公園には別の保育(年長?)園児がすでにすべり台等の遊具で遊んでいた関係から遊具遊びは断念し、隣接の広場でみんなで「よ~い、どん!!」とばかりにかけっこで盛り上がったり、周りの自然探索ではタンポポの綿毛を発見し、”フゥ~~”を息を吹きかけたり、グルグルジャンケンゲームで盛り上がったりしました、その後は、みんなのお楽しみのランチタイムとなり、みんなで木陰を利用してお弁当を食べました。
 
今日はいつもの愛情たっぷりのお母さん弁当ならぬ”ちびっこの森弁当”。各自が持ち寄った弁当箱に調理スタッフが腕によりをかけた料理を詰め込んだもの。お弁当箱の蓋を開けるなり、「わあ~、唐揚げだ~🍖」とおかずのラインナップに満足気の顔で食べ進めていった以上児たち。未満児のみんなはお姉ちゃん先生に補助してもらいながら、美味しいお弁当に舌鼓を打っていました。
  
そんな形で、お昼ご飯の宴が盛り上がっている最中にどこからともなく珍入者が参加していることに気づきました。そう、お友だちが食べこぼした唐揚げの欠片を目ざとく見つけた蟻が一生懸命に運ぼうとしていました。それを見た以上児の一人が「食べてる?」と言うと、別の子が「違うよ持ってるよ!」と言い、別の子が「違うよ、どっかに持って行くんよ~」とつぶさに観察した蟻の行動を話し合う姿が何とも頼もしく感じました。また、「小さなぶどう(本当は木の実なのですが…)、みつけた~」と誇らしげにお友だちに見せ合いっこするなどの微笑ましい光景が展開されていました。豊かな自然に囲まれた公園ですから、自然学習の場として今後もいろいろと探求が進むことを願って止みません。この2日間を通じ、中学生のみなさんに十分な「保育現場」の経験や体験がどこまでできたかは疑問の残るところですが、これがいい機会となり将来につながるようでしたら当園としてもこの上ないことです。お姉ちゃん先生には2日間、こどもたちと遊んでいただきましてこの場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました!!


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