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園便り

やっぱり師走は慌ただしいねぇ~

2019年12月25日 いつかいち(分園)からの園便り

今年もあれよあれよという間にカウントダウン体制に入るような、慌ただしい時期となりました。・・・と感じるのは、大人限定でこどもたちは全く変わらず過ごしています。ただ、この年末年始は一年の締め括り的イベントのクリスマス会、年末の大掃除やお正月遊びの準備なども予定されていて、普段とは違った雰囲気の下、園生活を過ごしているのが見て取れます。今回はそんな様子をお伝えしたいと思います。

こどもたちからは、壁画を見ては「サンタさん」や「プレゼント」という言葉が口からついて出てきていて、本当に心待ちにしているんだなぁ~と感じていました。前週末、(土曜なので全員参加とはいきませんでしたが・・・)老人施設のクリスマス会参加に続き、クリスマスイブのクリスマス会がいよいよ開催されました。ご覧のように可愛い自作の帽子を被り、雰囲気たっぷりに会はスタートしました。まず、保育スタッフによるクリスマスにちなんだ楽曲のプレゼントがありました。普段、自分たちが何気なく手にし、演奏をする楽器が保育スタッフの手にかかるとまるで別物のように軽やかで流れるような演奏に思わずうっとりするばかり。中には、「先生スゴイ~」と魅了され、ジッ~と聴き入ったり、楽しくなり楽曲に身を委ねるようにユラユラと揺らしたりと楽しんでいました。

次は、パネルシアター・”てぶくろ”も話の展開にみんながついつい見入っていました。それが終わる頃、今まで気付かなかったのが不思議なくらいな真っ赤な手袋が落ちていました。保育スタッフが「これ、誰の?」とみんなに尋ねた瞬間に、何処からともなく園内に”シャン、シャン、シャン♬”と鈴の音が響きわたるではありませんか。こどもたちは何が何だか合点がいかず、事の成り行きを見定めようとしていた所に、鈴の音に導かれるようにサンタクロースが登場してきました。みんなは、待望のサンタクロースの登場に「待ってました」とばかりに歓迎する子もいれば、「あなたは誰?」とばかりに不審がって警戒する子と様々な対応でした。

その後は、お約束のクリスマスプレゼントを一人ずつもらい、おまけに優しく頭を撫でられて結構、ご満悦の様子になりました。ですから、感謝の気持ちの「ありがとう」もすんなりと出来ていて何よりでした。そんな様子を傍で見ていた警戒心丸出しの子も次第に心落ち着かせ、プレゼントを受け取り、感謝していました。そんなサンタクロースにはこどもたちから”おもちゃのチャチャチャ”の楽曲のプレゼントをしました。楽曲の肝部分の”♪チャチャチャ♬”が際立っていたのは、こどもたちのサンタクロースへの感謝の気持ちがきっとこもっていたからなんですよねぇ~。素晴らしい出来映えで感心させられました!!

そして、サンタクロースとはお別れの時間が来てしまい、「また来てね~」と再会を約束し、見送りをしました。ただ、こどもたちの興奮は冷めやらぬようで「サンタさん、ひげがあった」、「目が見えなかった」や「メガネかけてたね(子どもたちにはかけているように見えたのかな?)」などと話題は尽きませんでした。その後の給食は行事食では、クリスマスにちなみトナカイを再現した可愛いハンバーグに雪の結晶の型どったしたチーズがプレートを彩っていました。そのチーズに「アナがあるよ~」(公開中の『アナと雪の女王』の雪に見えたのでしょう)と目ざとく敏感に反応する様子もあったりと和気藹々の雰囲気の中、楽しいランチタイムとなっていました!!

今年一年、こどもたちが過ごしてきた保育室を新年を迎えるに当たり綺麗にして迎えようと大掃除をしました。いつもは保育スタッフがする床を拭いたりする様子を傍で見てきたこともあり、今回は見よう見まねでマイ雑巾でしたり、自分のロッカーや椅子も綺麗に拭きました。小さな汚れを見落とさない子、椅子の背もたれがピカピカに光るまで何度も磨く子などお掃除をいやいやする様子は微塵もなく、こどもたちにとっては大掃除も遊びの一環に早変わりするところがすごいなぁ~と感心させられました。中には、窓のサンを拭く子も出て来る始末。きっとお家でお母さんがしている様子を見ているのでしょうね。大掃除を終える頃には、こどもたちから「ピカピカになった」や「キレイ!」と素直な気持ちが言葉となって出てきていて、感じることは大人もこどももないなぁ~と改めて感じた次第です。こどもたちの活躍のおかげで、新年を清々しい気持ちで迎えることができそうです。本年中は大変お世話になりました。来年もどうぞよろしくお願い致します。


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