採用情報

園便り

~スポーツに、英語など活動のいろいろ~

2020年10月06日 ふるいちからの園便り

心地よいそよ風と秋の青空に木々の紅葉のコンストラストが深まる秋を実感させてくれる今日この頃。ただ、はるか遠くの南方の海水温度は様子が違い、まだ夏状態が続いているようで台風14号が発生しました。今回も前回の台風10号のようにノロノロで進路が心配されましたが、日本列島直撃は避けられそうで一安心です。今後もまだ油断はできませんので引き続き気を引き締めていくようにしましょう。

暑さ寒さも峠を越え、”実りの秋”となりますので、園の実り(?)をお伝えしようと思います。まずは、毎月こどもたちが楽しみにしている体操教室の様子からです。各月齢に応じた運動内容となっており、それぞれが必要な体幹、腕力や握力に足腰の強化が自然と身についているようです。例えば、不安定だった2歳児の片足立ちも両手でバランスをとりながら、ピッと静止できるようになったこと、ご覧のようにケンケンパも片足と両足のバランスをとりながら、リズミカルにこなしていけるようにもなってきたことなどが挙げられます。

また、体操教室ではただ運動機能を学ぶ、といったことにとどまらず、”人の道”として大事な挨拶にも力点を置いて取り組んでいます。ですから、教室のはじまりと終わりには「よろしくお願いします!」や「ありがとうございました!」の声は欠かせないと思いますし、その実践活動はみんなにとってこれから大きな財産になるのは間違いありませんので感謝しているところです。現在、幼児クラスで力を入れているのがブリッジと前転です。少し前まで腕力不足や要領が上手くいかないことで支えきれなかったようですが、その苦手だったブリッジも筋力トレーニングの成果(?)から確実性が増してきました。マットでは前転に続き、側転の練習にも取り組み始めているようでこれから出来ることのレパートリーが広がるのを楽しみにしているところです。

”身体”の次は”頭”の実り編についてです。英語教室は体操教室同様に、こどもたちのお気に入りのレッスンの場となっています。今月はハロウィーン仕様で絵本でお化けやゾンビが沢山、登場するのですが、その際の声掛けの”あっちに行ってぇ~!”の”Go Away!”の勉強をしました。その実践からでしょうか、ご覧のようにジェイソン先生がいつの間にか”ドラキュラ”のお面がつけ、みんなに迫ってくるようになったので、みんなはここぞとばかりに”Go Away!”と叫ぶ光景が広がっていました。また、絵カードによる「泣く」、「笑う」や「怒る」などの単語はそれぞれに合う仕草も合せて表現する機会があり、実効ある言葉の学習に繋がったのは良かったと思います。

幼児クラスでは、ジェイソン・ドラキュラの登場に怖気づきながらも興味を示し近づくと・・・突然、「ギャァ~!!」の叫び声が起り、3歳児があえなく捕獲されるというハプニングがありました・・・それに対し、みんなは一斉に”Go Away!!”と叫びながらも、レスキュー精神のある子が勇敢にもその子の救出に当たる、という友だち思いの行動が見られました。お互いの絆の強さが感じられる一幕に感じ入るものがありました。

こちらは英語教室の恐々(こわごわ)の一幕があってからの(2歳児の)ハロウィーン関連の制作の場面。余程、ジェイソン・ドラキュラの印象が鮮明だったようで、”お化け=ドラキュラ”と混同している面は否めませんが、「お化け怖いんよぉ~」といいながらも、お化けの出来映えの良さを「おばけだじょ~」とお互いに自慢がてらにおどける様子は何とも微笑ましい光景でした。

コロナ禍の中、内科健診もそうですが、お口の中ということで歯科健診は遅々として進む状況ではありませんでした。ようやく市の実施要領が示され、こどもたちのお口の中の歯の様子を診てもらう日が来ました。人間というものは、自分の目で確認できないところを(他人に)診られるというのは不安が募りますよね。こどもたちも当初は、口々に「今日、歯医者さんが来るんよぇ~?」と不安そうな声が圧倒的でした。ただ、歯科健診が終わると「虫歯、無かった」とケロッとし表情で、何とも”現金なこどもたち”なのでした。”歯と口の健康週間”を経、歯磨きを工夫してきた成果とも言えるかもしれませんね。とにかく、健康な歯と口で良かったね!!

<<行事食>>
十五夜のお月見の行事食はお昼の”お月見うどん”とおやつはお芋のお供えものの代表のサツマイモを使ったスィートポテトでした。


2017年以前の園便り

©2017 TIC inc.当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。