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園便り

~秋の運動会に向けて~

2020年10月27日 ふるいちからの園便り

記録的な猛暑の夏の後、季節はあっけなく秋へとバトンタッチが進んでいるようで、このところの朝晩の冷え込みはさらに冬への衣替えを視野に入れたステージへと進みそうな気配です。今年はコロナ禍で園内行事が色々と制約を受け、運動会開催も正直、悩みどころでしたが、来月何とか感染症対策実施の上 実施する運びです。これから寒く乾燥した気候の下、夏場以上に感染症対策で注意が必要なことが今後出てくるかもしれませんので皆さまのご理解とご協力をお願いします。
 
今回は、その運動会準備の様子をお伝えします。この度は、”3密”回避の観点から乳児クラスと幼児クラスに分け、分散開催予定で、プログラムも別々に作成します。0&1歳児が取り組んだのは、プログラムの台紙部分に蛍光色ポスターカラーde星型スタンプのピタペタ攻撃で楽しみながら作成しています。他には、大きな木を模した入退場門を飾る葉っぱづくりでスポンジやヘラを使い、色遊びをしながらの葉っぱづくりをしていきました。あまりの夢中ぶりに思わずスモックにも色付けしてしまうハプニングもご愛嬌でしたが・・・
 
他には、(サーキットの)障害物競技で使用する(半円形の)透明ビニールのトンネルの飾り付けも担当してくれています。いつもの机ではなく、床に置いた状態でしゃがむ態勢での描き描きは少々、大変でしたが、お絵描き大好きな子たちは頑張って飾りつけをしていました。また、競技の練習も遊び感覚で進めており、ご覧のようなマット山はこどもたちにも好評で登り降りを楽しみながら、本番に備えています。
 
一方、2歳児クラスの担当は障害物競走の果物と玉入れの鉢巻きづくり。果物は、今やこどもたちの十八番の広告紙のグシャグシャしたものを、カラーポリ袋に包み、りんごとみかんの出来上がり。ある子は、あまりのいい出来映えに匂うはずもない果物に思わず鼻を近づけ、ご満悦の様子が何とも言えず、微笑ましく感じました。続きまして、鉢巻きは包帯に指先でチョン、チョンと色付けしていきます。出来るだけ、色が重ならないようにバランスよく配置する、といったことも考えているのか慎重に取組んでいたのが印象的でした。
 
2階の3歳児は絵本”どんぐり忍者”がテーマの障害物競争で、その中で使用する”白犬城の白犬づくり”が冒頭の写真にあるように進んでいます。絵本を参考にしながら、「この部分はこの色よぉ~」と一つひとつ確認をしながら、真剣な制作活動となっています。また、家族をテーマとしたプログラムづくりでは、「パパの髪は、チョン・チョン、ママのは長いんよ」や「あっ!お母さんのほっぺ、ピンクにしてあげよぉ~」など、ほのぼのとした雰囲気の中 お父さんお母さんのイメージを損なわないように頑張って、作成していました。こちらは運動会前に持ち帰り、当日お持ちいただきたいと思いますので、出来上がりを楽しみになさってください。
 
最後に、4&5歳児はこの運動会で”みんなで力を合わせて”を合言葉にバルーン競技に挑戦します。こちらは参加者全員の息をピッタリと合せ、担当するバルーンの端を上げたり、下ろしたり、また、その中に入り込むなど、一つひとつに合言葉通りの動きが求められます。ですから、最初の内はなかなか思うようにバルーンを膨らませたり、萎めたりできなかったのが徐々に形になってきていて、こどもたちの励みにもなっています。当日本番をお楽しみに!!その他、リレー競技に障害物競争といった各種競技はもちろんのことですが、乳児の部では各種競技の準備や園児の誘導係を、幼児の部では入場行進のプラカードによる誘導、選手宣誓や体操など他の月齢児をリードする立場で運動会を盛り上げてくれようとしています。どうぞ当日の活躍をお楽しみになさって下さい!!


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