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園便り

~お外遊びは楽しい~

2020年10月27日 いつかいち(分園)からの園便り

遅めの日の出に早めの日の入りに、このところの朝晩の冷え込み具合は、季節が”冬”へのシフトを進めている証。そう、寒~~い冬はもう目前だというのに・・・今月、7個目の台風20号が発生し、その名はタイ名でAtsani(アッサニー、意味:雷)で1ヶ月の発生件数としては記録的な件数だそう。今の進路からは直接的な影響はなさそうですが、季節はずれの台風被害だけは勘弁願いたいものですね。
 
今回は、青空が広がる秋空の下 秋探しも兼ねた外遊びの様子をお伝えします。朝、「お散歩行くよぉ~」のスタッフの声に呼応するかのように 1歳児は歓声を上げ、せっせと外遊びの準備をはじめます。最近は随分と自分のことは自分でしようとすることが増え、改めて成長を感じています。帽子やスモックの前後を確認して被ったり、着たりをはじめ、靴もマジックテープをビリビリと言って剥がして上手に履こうと、特訓中です。時には、帽子のつばが後ろになっていても知ってか知らずかは定かではありませんが、「どうだぁ~」とばかりのドヤ顔には思わずニヤリとさせられます。
 
また、0歳児たちの中にも変化が見られまるようになりました。ちょっと前までハイハイだった子がご覧のように”掴まり立ち隊”の仲間入りを果たしました。今までのベビーカーよりちょっと上からの目線の景色は新鮮で格別のようでキョロキョロと興味深そうに見渡す姿が微笑ましいですね。お散歩の目的地に到着すると、自然と触れ合い、色づいた葉っぱを大切そうに抱え、じっと見つめる姿は何とも言えず愛らしさが漂っています。
 
また、1歳児の中には落ち葉コレクションの流れがブームのようです。近くの寺院の参道脇の落ち葉を見つけ、お気に入りの色や形の葉っぱを選別しては、「これ、いいでしょう?」と自慢顔が広がっています。これは、この季節ならではの貴重な機会なのでこどもたちにはこれからも極めていってほしいものだと思います。
 
一方、電車大好き人間集団の2歳児は、電車の行き交う沿線へのお散歩コースがお気に入りのよう。もちろん、道中での道路横断の際には、みんなは左右の確認はもちろんですが、手を挙げるのも忘れていません。そして、目的地の線路に近づき、踏切警報器が「カン、カン」と電車の近づくのを知らせるタイミングだったので、みんなの興奮も最高潮へ達しようとしています。
 
さて、ここでクイズ・タイムです。はたして踏切を通過するのは、普通の電車?はたまた貨物列車?また、(電車が来る方向は)右側?それとも左側?こどもたちには踏切警報器の表示灯までの注意はいかないようで、待つ間がシンキング・タイム・・・そして、今回の正解は貨物列車で、正解・不正解はともかくとして、(いつもの)電車よりも長い時間、列車が眺められて大満足のようでした。
 
所変わって、こちらは公園でのこと。こどもたちに大人気なのが言わずと知れた”滑り台”というのは異論のないところでしょう。ご覧のように、こちらは二人同時にスタートし、楽しみを共有できるタイプなので楽しみが尽きない様子。一方、砂場も公園では外せない遊具アイテムの一つで、みんなは砂場に着くなり、思い思いの遊具を手にし、バケツに砂を詰めたり、砂を掘ったりと楽しんでいます。中には、日ごろの憂さを晴らすかのように大声を張り出し、リフレッシュする子も居たりで楽しみ方も様々ですね。
 
一人ひとり、好きな道具を手にして、何かにとりつかれたように、黙々と砂遊びに興じています。これらは一人遊びのようですが、全体としては纏まっているように見えるのも不思議ですね。みんなは、こんなそんなの外遊びで深まる秋を満喫し、楽しいひとときを過ごしているのは何よりと思います。これから寒くなりますが、感染症対策も十分にして元気に遊んでいきたいと思います。


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