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園便り

~オクトーバー・スィーツ作戦~

2020年11月04日 いつかいち(分園)からの園便り

今月は旧暦の”霜月”で、7日は”立冬”。季節は年末近くで朝晩の冷え込みも一段と進み、冬へと一歩、一歩近づいていっているようですね。これから紅葉も見頃を迎えますので暮秋をじっくりと楽しみ、厳冬(?)に備えていくようにしましょう。こどもたちは”風の子然”とし、寒さも何処吹く風で元気一杯に外遊びを楽しむ姿は頼もしい限りです。感染症対策も万全に自然の移り変わりに触れながら、元気にホワイト・ウィンターを過ごしていきたいと思います。
 
今回は先月末に行われたハロウィーンの様子をお伝えします。まずは、0&1歳児の当日の仮装準備からご紹介します。0歳児はアンパンマン・コウモリの帽子づくりに必要なコウモリの羽をかわいい手形で表現しました。ご覧のように、手の平に絵の具を塗り塗りするのですが、コソコソとくすぐったいばかりで「何するのぉ~?」の反応に終始。何とか手の平を広げ、コウモリ羽を完成させていきました。1歳児は、お菓子獲得作戦に欠かせない菓子バックを黒猫をモチーフに作り上げていきました。目鼻口はお得意の糊づけで淡々と進み、最後の仕上げの髭はそれぞれが思い思いにクレパスで描き、完成させていきました。
 
一方、2歳児は運動会の”どんぐりマン”のマントをハロウィーン仕様に変更作業に取り組みました。一人ひとりが思い思いにハロウィーンに馴染み深いペロペロキャンディやおばけのキャラクターを選び、ペタペタとマントを飾り立てていきました。これで準備万端、当日は大好きな衣装に身を包み、これからのお菓子獲得作戦決行前の記念撮影に臨み、一人ひとりが確たる思いを胸に秘め、各月齢毎に出陣と相成りました。
 
当日は小春日和にも恵まれ、こどもたちのカラフルな衣装も随分と映え、こどもたちの行列も心なしか自信に満ちた動きのように見て取れました。そんな愛らしい姿を道すがら出遭う方々から「かわいいねぇ~」とお褒めの声を掛けていただき、それがこどもたちのさらなる力強いパワーに変っているようでした。一番の年上の2歳児は、この作戦の肝心要の決め台詞を忘れないように何度もつぶやき、行く先々で自慢の一言を言い、お菓子を獲得していき、大満足となっていきました。
 
ですから ご覧の写真からも、こどもたちの笑顔や歓声が実際に感じられそうですね?!お菓子バックがはち切れんくらいに膨れ上がってきたところで、「それ食べるの?」と聞くと、「ママと・・・」や「ねえねとじいじと一緒にねぇ~」とか心優しさが感じられる言葉も飛び出し、ほっこりとさせられました。
 
所変わり、午後からは室内でハロウィーンの絵本の読み聞かせ会を通じ、伝統行事のことを学ぶ機会を設けました。また、0歳児には顔出し絵本が好評で、ご覧のように和やかな雰囲気で絵本を楽しむことが出来ていました。
 
今回もハロウィーン行事ということで、特別食のおばけ・ご飯を何倍にも美味しくしてくれるハヤシのルーでこどもたちの食欲も普段にもまして旺盛でした。さらに、鮮やかな黄色のパンプキンスープ。おやつにはやはりキュートなおばけが描かれたかぼちゃマフィンが好評で、まっさきにイラストをガブリと食べていたのが印象的でした。やはり、このハロウィーンにはかぼちゃは必須ということですね!!
 
そんな和気藹々と食べていたおやつの時間に本物のかぼちゃの“ジャック・オ・ランタン”の登場に、「えっ、何?」とばかりにジッ~と見つめる姿が一瞬、ありましたが、やはり食い気には勝てなかったようでパクパクとおやつはお腹の中へと消えていきました。今回のハロウィーン会の締めにみんなdeハロウィーンダンスを踊って楽しみました。ダンス中に出てくる、みんなが演じるおばけポーズは愛らしいものばかりで傍で見ていて癒される場面の連続となっていました。今回、コロナ禍の中ながら行事運営ができたのも、近隣の皆さまのご理解とご協力があればこその賜物でした。この場をお借りして、皆さまにはお礼申し上げます。お忙しい中、ありがとうございました!!

 
≪行事食≫
~給食~
 おばけハヤシライス、ひじきとツナのサラダ、パンプキンスープ、みかん缶 
~おやつ~
 南瓜マフィン


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