今年も今日あたりから昨日の仕事納めを受け、空港や駅が帰省でごった返す様子が見られるようになってきました。世はまさしく年末モード一色、寒波襲来の寒さも加わってさらに拍車がかかってくる感じとなりました。一方ここ最近、巷間懸念材料とされた感染症も除々にその影を色濃く落としはじめようとしており、引き続き感染症対策に気をつけながら元気に過ごしていけるようにしたいと思います。本稿が今年最後になります。皆さま、どうぞ佳き年末年始をお過ごし下さいませ。

まずは、冬野菜deクッキング教室の様子からお伝えします。調理の前に調理スタッフから「冬は寒いけど、野菜達は外で寒くないのかな？」など素朴な疑問を投げかけられ、冬野菜の事前勉強をしました。次に、大きな大根を目の前にし、「大きいねぇ～」、「真っ白だね」や「重たいねぇ～」と両手で持ち上げたりとして触れる時間をもちました。

そして、いよいよ調理スタッフと一緒に包丁で里いも、白菜、大根、ごほう、にんじんに油揚げの具材ごとにまな板の上でトントンと切っていきました。周りからは「猫の手よぉ～」と声掛けで安全に一つひとつの感触を確かめながら下準備を体験していきました。

こうして切り分けたけんちん汁の具材はうどんを加えた料理として給食に供され、みんなは「僕がきった里芋！」と目を輝かせながら里芋をはじめ冬の具材を摘まみ、お口の中に放り込み、次から次へとモグモグと食べていました。

うどん大好き効果も手伝い、他の月齢の子も冬野菜をあますことなくパクパクと食べ、身体がポッカポカの身も心も温まるひとときとなっていました。

そして、12月といえばクリスマスで1年の最後の大きな締めとなっている感があり、何よりもこどもたちが楽しみにしている日でもあります。まずは、お勉強がてらクリスマス・クイズの時間からスタートです。「クリスマスの日は何日？」や「メリークリスマスって？」と押さえておきたい事項を3択で答え、豆知識を学ぶこととなりました。

これからみんなが待ち望んでいるクリスマスプレゼントかもしれない内容のクリスマスルーレットのパネルシアターを楽しみ、いよいよプレゼントご対面の為にサンタクロースが登場しやすいように楽曲「あわてんぼうのサンタクロース」をみんなで鈴、カスタネットやタンブリンを使い、楽しい演奏をしました。

そうすると、どういうことでしょう･･･園の窓に人影が現れ、みんなの思いが届いたように待ちに待ったサンタクロースの登場となりました。

サンタクロースが今日のこの日のために折角、来てくれたので「お髭はなんでそんなに長いのぉ～」や「どうして（自分が欲しい、と思う）プレゼントを持って来てくれるの？」と素朴な疑問をサンタさんに尋ね、交流する場面を設けました。その後、サンタさんから一人ひとりにプレゼントが手渡され、大満足のよう。最後に、みんなで記念撮影し、サンタさんも次の訪問先へ行かないといけないことから「お仕事、がんばってねぇ～」と元気に送り出していました。

クリスマス会の日は、サンタさんからのプレゼント以外にもお昼ご飯にはトナカイを模したピラフといった行事食にみんなは「美味しいなぁ～、これ」と舌鼓を打っていました。

おやつにはクリームたっぷりでイチゴの赤が印象的なショートケーキのクリスマスバージョンがこどもたちを待ち受けていました。ですから、こどもたちも特別なスウィーツに大喜びし、自然と笑顔に溢れ、パクパクと食べ進めていました。

年末の恒例行事は、ご覧のような大掃除ですね。１年間の身辺の汚れを綺麗にし、新年を清々しい気持ちで迎えれるように普段、自分が使っている引出しの中身を全部出し、この日の為に持ち寄ったマイ雑巾で引出しを清掃しました。

月齢にかかわらず、年末清掃の意味が分かっているようでご覧のように取組み姿勢は真剣で引出しの隅から隅まで拭き残しがないように清掃している姿が印象的です。これで新な気持ちで新年が迎えることができそうなので何よりです。

その後は、園の床を（小学校などの廊下をぞうきん拭きするように）みんなで横一線に並び両手でぞうきんを押さえ、タッ、タ～と勢いよく拭きレースといった楽しい要素も加えた掃除がはじまっていました。

床だけでなく、冒頭の写真にあるように壁や柱など園内の至る、目のつくところを拭き、拭きして園内はいつの間にかピッカ、ピカ、綺麗な室内へと変わっていきました。

このように遊び感覚ではありますが、みんなが目のつくところをそれぞれが自主的、積極的に拭き拭きしていきました。これで新年に向けた準備はバッチリとなりました。こうして室内は、みんなの頑張りで衛生的で綺麗にすることができました。みんな、ありがとう！年明けは、みんなが元気な笑顔で登園する姿を楽しみにしているからね。よいお年を!!