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園便り

~雨模様でしたが、どうぞ願いが叶いますように!~

2023年07月14日 いつかいち(分園)からの園便り

先週末から今週前半の大雨は九州北部や山口などに甚大な災害を引き起こし、その後も不安定な気候が続いています。梅雨明けは間近のはずですが、この異常気象は(30年平均値の)世界の平均気温が上昇傾向にあることから今後も場所を変え出現するでしょうから気が抜けません・・・また、これから記録的な暑さで体調管理に頭が痛いところですが、天候の変動にも情報アンテナを高くして非常事態に機敏に対応できるようにしていきたいですね。

 

今回は今月のメインイベントの七夕会の様子をお伝えします。七夕で欠かせないのが飾りなので、0歳児はフィンガーペイントで、1歳児は麺棒でポンポンとそれぞれ黄色の星を描き、天の川を表現して、織姫と彦星を飾る台紙を完成させていきました。

 

一方、2歳児は予め千切られた千代紙を器用になった指先に糊をつけて(着物の台紙に)貼り合わせいき、日本伝統の古風な着物を完成させていきました。みんなはなかなかの出来映えに思わず「見てぇ~」と自慢顔になっていたのには成長を感じました。

 

また、みんなが絵の具をつけたビー玉が箱の中を縦横無尽にゴロゴロと転がり、得も言われぬ模様づくりに挑戦しました。そして、それを半分に折り、切り込みを入れて丸い筒状にしたら提灯の出来上がり。他にも、0歳児の可愛い手形がワンポイントとなった流れ星をイメージした飾りで七夕飾りも勢ぞろいとなりました。

 

各月齢児がこうして力を合わせて完成させた七夕飾りとみんなの願いが込められた短冊のセットが出来上がったところで、七夕会を前にめいめいが笹に七夕飾りをしていきました。みんなにはちょっと難しいところもあったようですが、「手伝おうか?」と助け船を出そうしても「自分で」を最後まで貫き通して七夕飾りを完成させていたのには感心させられました。

  

みんながこのような力作の七夕飾りをし終えた前日には七夕会本番を迎えるに当たって準備万端。他にも、みんなが七夕製作で作り上げた天の川も壁面に所狭しと飾られ、あとは本番を待つばかりとなりました。

 

そして、いよいよ七夕会当日となり、みんなが心待ちにしていた本番がスタートしました。まずは、保育スタッフから七夕の由来をみんなが分かりやすいようにかみ砕いた内容のお話を聞きました。その後、それをさらに広げる構成として、ペープサート・「みんなのおねがい」が引き続き催され、劇中で登場するくま、かえる、ねずみとうさぎのそれぞれのお願いごとが成就させていくのを目を皿のようにして鑑賞していたのが印象的でした。最後は、みんなで童謡「たなばたさま」を合唱して盛況の内に会は幕を閉じることになりました。

 

七夕会では行事食の給食やおやつの楽しみもあって身も心もホッカホカと温かくなることばかりでした。そして、最後は大きな笹のそれぞれの七夕飾りがある枝を切り分けてお家に持ち帰ってもらい、お家で七夕会の続きをしてもらえたのではないかと思います。みんなの思いや願いがどうぞ天に届き、叶いますように!


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