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園便り

~夏は暑いのが当たり前ですが、この暑さは・・・~

2023年08月04日 いつかいち(分園)からの園便り

連日、真夏の太陽が容赦ない日差しで日中、ジリジリと辺りを焦がし気温はうなぎ上り。しかも、街並みはすっかりコンクリートジャングルなのでヒートアイランド化が進み、熱帯夜が追い打ちをかける始末で昼夜を問わず息が抜けない「夏地獄」の様相なので気が気ではありません。そんな中ですが、新型コロナウィルスの共存方法が変わり、夏の風物詩の盆踊りや花火など経済活動がコロナ禍前に戻りつつあり精神的には安心感を抱けるのが救いとなっています。まだまだ酷暑の夏は今月8日の立秋後も続く気配なので行楽のシーズン本番にはくれぐれも危険回避をし予防対策を万全にしていくようにしましょう。

 

先月後半より学校は夏休みに入る時期になることから今年も高校生の「保育のおしごと体験」がはじまりました。日によって体験する人数はまちまちですが、日に2人から1人の高校生がこどもたちとのふれあいを通じて将来、保育または子育て関係の仕事への手応えなどを確認される機会となっています。まずは、朝の会でみんなに挨拶するところからスタートします。

 

先月中旬から猛烈な勢いの蒸し暑さに圧倒される日々ですが、そんな時のこどもたちの心のオアシスは「水遊び」で決まり。みんなは水鉄砲などの玩具遊びもお姉ちゃん先生と一緒ならさらに楽しいし、プールの中で水に浸ってクールダウンし、水の掛け合いなどでも大いに盛り上がっています。

 

こちらは給食時間の様子となりますが、先生と午前中遊んでもらい すっかり意気投合してくると、こどもたちの元気歯車もついついパワー全開で「見て、食べたよぉ~」と自慢アピールへと繋がっていました。また、月齢が下の子などの食べ終わりには、お姉ちゃん先生のそっと優しくおしぼりで手拭きをしてくれるなどの気づかいなどが見られ、感心させられました。

 

話は変わって、0歳と1歳とで挑戦した「とうもろこしおにぎり」づくりにお姉ちゃん先生も参加してくれました。まずは、調理スタッフから食材のとうもろこしのことや料理の手順の説明を受け、とうもろこしの皮むきに一緒に取組みました。

 

普段、食卓でみる「とうもろこし」とは違って、こちらは黄緑色の皮に覆われ、こどもたちの手で1枚1枚剥くのは結構、手間のかかる作業ですが、皮の先端についているヒゲや段々と黄色のとうもろこしのプゥ~んと漂う匂いや(皮の)うぶ毛などの発見は新鮮でいい体験となっていました。

  

そして、こどもたちにとっては悪戦苦闘の末に皮を剥ききったとうもろこしを目の前に「やったぁ~」の歓喜の表情には達成感と安堵感が見られたのはいいことでした。そして、このような形で料理に一過程を経験し、おやつの時間に提供されたおにぎりは格別の思いを抱いた否かは定かではありませんが、警戒心なく食べ進めることができていたのは何よりでした。

  

次に、クッキングの繋がりで「アイスキャンデー」を作った、という訳ではなく・・・製氷皿に水色に色づけした水の中に取り出し用の棒を差し込み、凍らしたものが目の前に出されて、みんなは一様に「なに?」って感じ。さらに、「これでお絵描きするんだよ」と種明かしをされても、未だに合点がいかない様子で氷絵の具あそびはスタートしました。

 

0歳の子にかかってしまえば冷たい氷絵の具も恐いもの知らずでヒンヤリと気持ちいい玩具に変身。その上、体温で徐々に融けていく様は興味をさらに刺激し夢中になっているようです。2歳児たちは保育スタッフの話を聞き、用意された画用紙の上を氷絵の具を走らせ、氷が融けて色付けされる状態を楽しむようにして「夏の海」を表現していきました。来週には立秋を迎えますが、まだまだ油断の出来ない酷暑は続きますので体調管理には注意しながら過ごしていきたいと思います。


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