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園便り

~夏だ、元気に楽しもう!~

2023年08月11日 いつかいち(本園)からの園便り

今月8日は立秋で暦上は「秋」。ですから、今は枕詞として「残暑厳しき~」が正当なのかもしれませんが、体感的に素直に「秋」を受け入れるのにはまだ先のことになりそうです。そういえば、先月の世界平均気温が産業革命前との比較で1.15度の上昇が確認されたそう。ただ、この1.15度の意味するところがピンときませんが、昨今の世界各所で起きている干ばつ、山火事、食料不足や海水温度の上昇などの原因となっていると言えるのでしょう。期せずして、日本には大型の台風6号や7号といった襲来が続いていることも頭をよぎります。これからお盆ですが、気象情報はよく注意して体調管理と身の安全を図っていくようにしましょう!


春先にトマトジュースで有名なカゴメさんから提供を受けました「凛々子」の苗は前回は虫害等で上手くいきませんでしたが、今回は前回の反省も踏まえて1プランターに1苗ということでお世話していった結果、比較的大きなトマトへと成長していき、赤く熟しはじめました。

みんなは園の行き帰りにプランターの所へ挨拶がわりに様子を見に行っていたことからある程度、トマトの実が大きくなり、黄緑から段々と赤くなっていく様子を観察済みのようでした。そこで、こどもたちにトマトの収穫をしてもらうことにしました。やはり、こどもたちにとって収穫という初体験は興奮が隠せないようで取ったトマトをまじまじと眺め、調理室へ「ぼくが取ったんよぉ~」と自慢気に手渡ししていました。

その日の給食にはメインのおかずの付け合わせとしてトマトがふるまわれ、みんなは大きな口でパクっと放り込み、「ちょっと、すっぱい~」、でも「おいしいっ~」と食べていました。また、保護者の方からのご厚意で夏のスウィーツとしてメロンの差し入れを頂戴し、みんなで頂き、こちらは「甘~い」と夏の疲れを吹きとばす効果抜群のひとときとなりました。


こちらはこどもたちの間で 軽快なリズムに合わせ心と体をウキウキさせてくれるリトミック教室の様子です。ウォーミングアップは出欠点呼の「はい、います!」の意思表示のカスタネット打ちからはじまり、手遊びの「あたまかたひざぽん」の応用編で最初は1ヵ所なのが次第に変則的に2ヵ所へと触る箇所が指示されることからみんなも一所懸命にキャッチアップしながらリズム遊びをしました。みんなは今回は「海」がテーマなので手を繋いでユ~ラ、ユラと波を表現して楽しみました。
 

また、フラフープでは電車ごっこ遊びが楽曲「線路は続くよ、どこまでも」に合わせ、運転士がフラフープの中に、乗客は輪を持って動き回ります。そして、ピアノの音楽がストップすると選手交代となります。最初の内は、みんなの注目する役が運転士なのでなかなか交代ができていなかったようですが、次第に「交代だよ」などの声を掛け合い、スムーズに切り替えができるようになってきていたので素晴らしいと感じました。

 
こちらは年長組の様子ですが、先生の「海へどうやっていく?」の問いに「車」と即座に答え、フラフープのハンドルを握り、思い思いの目的地に向けて、いざドライブへと出かけていきました。また、二人一組となってお互いの足裏をピッタリと合わせ、フラフープを持ち合い、ピアノの音に合わせシーソーのように引っ張ったり、引かれたりの息のあったリズム遊びも人気のようでした。

話は変わり、夏本番を控えたある日のこと、園では夏気分に浸ろうと海の中を優雅に楽しく泳ぎ回るお魚をクレヨンでカラフルに描き、魚形にしてからは海へと返してあげました。そう、みんなでお魚天国を表現して楽しみました。

今年も夏休みを利用した高校生の「保育のおしごと体験」に先月下旬以降から今月初旬にかけて10名の学生の方々にお越しいただきました。参加理由としては開口一番「保育士!」と言う方もいれば、幼児に係る関係の仕事など様々でした。こどもたちには大きいお姉ちゃんが出来たようなもので楽しいひとときを過ごすことができ、学生の方々にも非日常体験ができたのではないかと思います。これを機に目指す将来の進路に着実に歩を進めていってほしいと願っております。高校生の皆さん、暑い中 ご参加いただきましてありがとうございました!

最後に、自由遊びの様子をお伝えします。こどもたち人気なのがブロック、レゴにままごと遊びといった不動の玩具だと言えます。一人ひとりがおもちゃのある机へ行き、ブロックやレゴを黙々とある時は同じ色ごとだったり、自分の頭のイメージを形にしたりと想像&創造の世界に入り込み、集中して遊んでいます。また、園のぬいぐるみもはずせないアイテムである時はお友だち、ある時は兄弟とシーンは自分で想定した見立て遊びが展開されています。


他にも、積み木ではトンネルやドミノ倒しなどの遊びがさかんに行われて盛り上がっています。また、お友達とのジェンガゲーム遊びでは一人ひとりが順番に木を引き抜く毎に「わぁ~!倒れそう!」とグラグラする様子でスリルを味わいながら大変盛り上がりを見せています。


また、年長から年少児が普段の生活をしてお互いに刺激し合う環境の中、耳に入ってくる言葉が絵本などに表記されている文字へと次第に興味関心へと移っていき、静かに読書をしたり、一緒に楽しくカルタでもさらに深堀りをする日々となっています。これからまだまだ残暑厳しい日々が続くようですのでくれぐれもご自愛の上、楽しい夏休暇をお楽しみ下さいませ。


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