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園便り

~いよいよクリスマスシーズンですね!~

2023年12月09日 いつかいち(分園)からの園便り

今冬はGW明けに新型コロナウィルス感染症の呪縛から解き放たれ、今までの非日常から日常へ近づきつつあると思ったものの新たな恐怖としてインフルエンザが立ちはだかることとなりました。今年は暖冬との予報もあって寒暖差から体調管理が難しさが伴いますが、感染症対策と日々の体調管理で元気に年末年始を迎えれるようにしていきましょう!

 

夏のお楽しみの水遊びが8月一杯で幕を閉じ、9月から外遊びへと切り替えたものの厳しい残暑がこどもたちにとって高いハードルとなって自由気ままな外遊びがままならい状況が続きました。でも、外遊び大好きなこどもたちは暑さの耐性が徐々につき、外遊び準備もテキパキとこなし、目的地の公園への移動も誘導ロープでのスムーズになってきました。

 

公園遊具の人気ベスト3はすべり台、ブランコに砂場と言っても過言ではないでしょう。そんな中、砂場はこどもたちにとって遊びの宝庫。みんなは思い思いにスコップでバケツに砂をせっせとかき集め、そのバケツをひっくり返してお山づくりをしたり、スコップで砂を掘り続けて大きな穴を作ったり、はたまた型はめ器にみっちりと砂を詰めて動物の出来上がりなど楽しみはいろいろだから人気があるのでしょう。

 

また、季節の移りかわりはこどもたちにとって暑さ寒さだけでなく、少し前まで青々とした木々の葉が今は色づき、今や地面に散らばっているといった公園の風景から感じ取っているのは何よりだと感じています。こどもたちは「なんで葉っぱは落ちる?」に「風が吹くからよ」といった具合で拾い集めた落ち葉を早速、遊びのアイテムとして活用するところも見逃せません。

 

こどもたちの心の中には運動会の余韻が残っているようで「かけっこ、したい!」とある子が言えば、みんなは同調し、早速かけっこ大会が始まるのも最近の恒例行事となっています。また、保育従事者との「鬼ごっこ」まがいのおいかけっこも寒い中で身体をポカポカ、体力向上面でいい効果を発揮しています。ここの公園はすべり口が2列なので仲良し同士で楽しめるのも好評となっています。

 

公園とは別に近隣探索の観点からあっちこっちにお散歩に出掛けるのですが、こどもたちにとって道すがらビュッ~と走り抜ける電車が鑑賞できるこちらが人気のスポットとなっています。みんなは踏切りの警告音を耳にすると今か今かと電車が来るのをソワソワ、ドキドキ状態で待ち受け、間近に見える電車に手を振ったり、歓声をあげたりと楽しんでいます。

 

クリスマスがいよいよ間近となってきている12月のビックイベントのクリスマスに向け、クリスマスリースを作る計画が持ち上がり、まずはお芋の蔓とトマトの茎で準備した土台づくりをしました。ただ、それだけだと寂しいので飾り付けをするのにどんぐり、松ぼっくりや色づいた葉っぱ集めに勤しみました。どんぐりは殻斗という帽子部分と堅果という実の部分に分かれますが、みんなは「帽子はどこ?」と生垣の草木をかき分けて探索活動を熱心に行いました。ご覧のように、集めたどんぐりは早速、「いらっしゃいませ~」と八百屋さんのお店屋さんごっこに展開する、こどもたちの発想の豊かさには改めて感心させられます。

 

そうして収集してきた自然の木の実などをまじまじと見て、「へぇ~、そうなんだ」と感心するように観察をした後は、絵の具で装飾する段階に入り物珍しさも手伝い、興味津々で取組んでいたのが印象的でした。特に、松ぼっくりのひだとひだの間に筆を入れて色塗りするのは珍しさも手伝って集中し、色選びから凝って塗り方も工夫して仕上げていく様は職人を思わせるところがったりとその真剣度が伺えるところとなりました。

 

そして、みんなは色付けしたどんぐり、松ぼっくりに(赤い)南天の実を飾りつけて晴れて手づくりクリスマスリースの出来き上がりとなりました。こちらは園の入口に早速、飾りつけましたのでこれからのクリスマスシーズンに雰囲気づくりとして花を添える形となっています。本来なら寒さが厳しくなる年末なのですが、今年ばかりは季節はずれの暖かさをサンドイッチ状にした寒さが波状攻撃してきますので体調管理が難しいですが、元気に過ごしていきましょう!


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