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園便り

~Santa Claus is coming to Chibikko-mori!~

2023年12月16日 いつかいち(本園)からの園便り

2023年最終月・12月も半分を残すばかりとなり、来週から25日まではクリスマスムード一色、その後は年末年始準備に追われることになるでしょうから「師走」感がジワジワと身に沁みる日々が現実味を帯びることになりそうです。それにしても、今冬は現状、何だか肩透かしを食らった感じの気候ですが、来週には一転して極寒の天候も予想されているだけに気が抜けません。インフルエンザの猛威もありますので心と身体のケアを十分にし、元気に楽しく年末年始を迎えれるようにしていきましょう!

 
まずはクリスマスバージョンの英語教室で先生もサンタクロースの衣装に身を包み、レッスン内容もクリスマス関連を盛り込んだものとなっています。こどもたちは先生のサプライズ演出に大喜びし、高揚した雰囲気の下 いつものようにレッスンがスタートしました。例えば、天候を”How’s weather today?”に続き”sunny?”と先生が質問し、こどもたちは外の天気を確認してから”Yes!”や”No!”と受け応えしていきます。正解だったら先生の”Good Job!”のお褒めの言葉を貰え、みんなは笑顔になり、英語を着実に身につけるものとなっています。
 
その後は、クリスマスについて学ぶ一環でサンタクロースの帽子を取り出し、頭にかぶるを”put on”といいながら被らせてもらって、みんなから似合ってると声が上がるとニコニコ笑顔になるといった、和気藹々の中で英語に触れる機会となっていました。

 
この日、先生は特別な小道具をいろいろと準備してくれていて、パネルシアターで英単語が表示されているところに絵カードを貼り付けるゲームやご覧のような大きなサンタクロースの身体が描かれたパネルに(目や鼻や口などのパーツなど)顔や腕などを付け足してサンタクロースを完成させるという、サンタ版の福笑いで楽しいひとときを過ごしました。先生の粋な計らいでこどもたちは一足早いクリスマス気分に浸りながらの英語教室を満喫することができました。ありがとうございました!

 
次に、生演奏あり、その日の楽器に触れる機会あり、そして効果音付の紙芝居ありと、まさに「音を楽しむ」教室を提供してくれているのは広島エリザベト音楽大学の先生です。今回はいつものピアノに加え、イタリア発祥の木と象牙等で構成された撥弦楽器のマンドリンの演奏会となりました。こどもたちは楽器の外見やピックで弦をはじいて音を出すのをみて「ギターみたい!」と早速、物知りぶりを発揮していました。

 
早速、みんなは楽器の弾きはじめで音のテンポ、強弱、音源の長さなどを体感することになりました。その後は、みんなに馴染みのある楽曲(散歩、人間っていいなぁ~、クリスマスソングメドレー)で手拍子や合唱で盛り上がっていました。美女と野獣の「ひとりぼっちの晩餐会」では途中、曲調の微妙な変化にもしっかりと気づき、「なんか寂しそう・・・」などと感性豊かな一面も見せていました。このような音楽の世界で一人ひとりが感じ入る、貴重な機会を設けていただきお礼申し上げます。

 

話は変わりまして、このところの気候変動で「秋」の風情を感じる間もなく時はすでに12月、季節は「冬」へ移りかわろうとしています。そんな中、いつも行く公園の木々の葉は色づき、落葉となって地面を覆うようになってきました。そこで、みんなで色づいた葉っぱや木の実でミノムシやクリスマスリースづくりの材料集めに出掛けました。

 
中には、公園のあちらこちらに葉っぱのお山を見つけ、思わず葉っぱ雨を降らして遊ぶ、といった素朴なのですが、こどもたちにとっては何故か心惹かれる自然とのふれあい遊びで盛り上がっていたのは何よりでした。
 
そして、みんなは収集してきた葉っぱを紙で作った照る照る坊主状のものに張りつけていき、ご覧のような冬の風物詩のミノムシを完成させていきました。ただ、最近冬の木枯らしで揺れる木々を見回してもミノムシの姿を見ることが少なくなってきたように感じているのですが、それもそのはず絶滅危惧種となってきているようです。こどもたちにそんなミノムシの存在を知ってもらえたのはいい機会だったと思います。


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