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園便り

~英語、体操&リトミック教室~

2020年10月20日 いつかいち(分園)からの園便り

今月23日は朝晩の気温が一段と下がり、霜が降りるという、二十四節気(の内の18番目)の霜降(そうこう)。春先から夏場はあれだけ(集中)豪雨や酷暑などで気温変動が顕著だと感じずにはおれなかったのに、ここ最近はすっかり普通に戻ったように感じ、戸惑うのは自分だけでしょうか?今月初旬の(ヒンヤリの)寒露の頃に比べ、さらなる冷え込みが紅葉や落葉を一段と進め、冬支度も進んでいくことになるでしょう。これから本格的な季節の変り目で、感染症が流行りやすい時期ので体調管理に十分気をつけていくようにしましょう。
 
今回は、久々に園での習い事の様子をお伝えします。まず今月はハロウィーンがあるので英語教室は特別バージョン。朝の会後に「今日は英語教室だよぉ~」と伝えると、(0&1歳児の)こどもたちは「わぁ~い!」と喜びの声を上げていました。そして、ジェイソン先生が軽快な”Good Morninng!”の挨拶で入ってきたまでは良かったのですが、少し物陰に隠れるように身をかがめ、何か細工をして改めて立つと・・・何と言うことでしょう、そこには”ドラキュラ姿”のジェイソン博士となっていて、みんなの表情が一気に凍り付いたのは言うまでもありません。
 
これは新年度、(背が高く口髭姿の)ジェイソン先生の登場に何度となく涙していたこどもたちの姿と同じことが起きているようで、そのデジャブを見ている感じ・・・英語教室が進んで行く内に、その声だったり、身振り手振りが何処かで見たことがある、と感じてきたのでしょう。最後には”あっ、そうだ、ジェイソン先生だぁ~!”と気づき、パニック状態から正常に戻り、落ち着いてハロウィーン版の英語教室(前半の部)に聴き入っていました。
 
その後、2歳児の英語教室では、そんな些細なことに惑わされることなく、いつもの”What’s your name?”の質問に”◯◯だよぉ~”と受け応えできていたのは流石、パンダ組でした。その後は、ハロウィーン関係の英語絵本を読んでもらったり、英語の絵カード遊びなどでいつもとは違う雰囲気と内容で勉強を楽しんでいました。
 
また、運動会で披露しました輪っかのスターティングポイントにかっこよく整列し、合図と共にゴール目指し、勢いよく駆け抜けていくのは1歳児たち。この時間は特に活気がみなぎっています。来年度は、この調子でさらに磨きのかかった走りっぷりが披露できることでしょう?!2歳児が取組んでいるのは、マットの横幅を飛び越えようとする幅跳びやマットに身を伏せて立ち上がる、といった身体運動(移動)です。これらはバランス感覚や体幹を強くする運動となっており、後者の方は転んだ時の受け身姿勢にも繋がり怪我予防には最適。このように遊び感覚で何の気なしに役立つことが身につくのは心強いですね。
 
最後にご紹介するのが、リトミック教室の様子です。ご覧のように 0歳児は先生の一言一句聞き漏らすまいと、そのつぶらな瞳で先生を見つめています。こどもたちの様子から先生の言葉の理解というより、回りの状況から判断しているところは否めませんが、リズム遊びを身体全体で表現しようとする姿には改めて感服させられます。ですから、少し上の1歳児の動きを真似るように身体を揺らしたり、腕を上下左右に振ったり、と出来ることを楽しんでいます。フワフワ・スカーフも今やお気に入りとなっているようなので何よりと感じています。
 
2歳児は、先生の弾くピアノ音の強弱に合わせるようにスティックを床に振り下ろす音遊びを楽しみました。そこに、音の強弱だけでなくテンポの違いも加わり、こどもたちには難解に思われるリズム遊びですが、負けずと取り組む健気な姿が最後まで見られました。最初は出来なかったことも場数を重ね、順応していく姿は流石ですし、このような形で順次、いろんなことを吸収し、自信を深めていって欲しいなぁ~と思っています。


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