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園便り

~秋の暮れには楽しいこと、いっぱい!~

2021年11月04日 ふるいちからの園便り

今月7日は立冬、暦の上では早くも「冬」。木々の彩りはまだこれからといった感じですが、朝晩と日中の寒さが加わることで「冬シフト」による本格的な秋を実感できるのも間近ですね。そんな中、こどもたちには公園の落ち葉絨毯が格好の遊びとなり、盛り上がりを見せています。コロナ禍も収まりつつある中、秋のイベント満載の様子をお伝えしようと思います。
 
まずは乳児と幼児のグループに分かれ、こどもたちの身近な遊び場・公園に、遠足に出掛けた様子をお伝えします。こちらは(乳児には)急こう配の小山斜面に落ち葉は溜まっていて、そこをえっちらほっちらと上り下りしている様子です。この月齢児にはとってもいいエクササイズとなったようですね。また、人気の砂場ではこどもたちには恒例の片手にスコップ、もう一方にはバケツをセットし、こちらは砂を掬っては入れる作業に夢中になっています。
 
こちらもこどもたちに人気のすべり台で、ご覧のように滑りやすいようにローラーがついた仕様となっています。みんなで縦列に連結列車のように颯爽と滑るのは楽しさ倍増のようです。また、園内には紫色でひと際目を引く紫色の花に引き寄せられ、クンクンと匂いを嗅いだり、お花を愛でるようになでたりと花鑑賞会で暫し癒しのひとときを過ごす女の子たちです。
 
戸外で存分に遊んだ後、こどもたちの空腹を満たしてくれるのは調理スタッフが腕によりをかけて作った手づくり弁当。たこさんウィンナー、鶏のから揚げ、ポテトサラダ、お浸しにデザートのぶどうが本日のメニューで、青空の下 みんなで美味しくいただくことができました。
 

その翌日、しびれを切らす形で幼児クラスの遠足となったのですが、昨日とちがい朝から雲行きは怪しく、いつ雨が降ってもおかしくない状況。そこで、当初の古市第一公園から近場の公園に変更したのですが・・・空から無情にも小雨がポツポツと降ってきました。そこで、みんなで木陰に雨宿りしながら、「照る照る坊主」ならぬ「天気なぁ~れめがね」で願をかけていたら・・・「何と言うことでしょう?」ではありませんが、雨雲の間から陽射しが射して来て、晴れ間が見る見る間に広がってきました。みんなの行いの良さが奏功した、ということかもしれませんね?!
 
天候が急転直下、好転したことからブランコ、すべり台、アスレチック遊具に広場でめいめいが楽しむことが出来ました。年長児のブランコともなると、隣どおしで楽しい会話を楽しみながらのブランコ漕ぎができるので流石ですね。広場では運動会を意識したかけっこごっこもあり、健脚自慢の子が元気一杯の走りっぷりを披露していました。他にも、緊急事態中は使用禁止だったアスレチック遊具が解禁とあって、つり橋などで怖いもの知らずのチャレンジとかも楽しめていたのが何よりでした。
 
当初はこのように開催すら危ぶまれた遠足でしたが、何とか天候が持ち直し、こどもたちは存分に身体を動かして楽しめました。その後は、美味しい給食弁当の時間ですので、公園から芝生スペースまで少しだけ移動して楽しいお弁当タイムの開始となりました。乳児クラス同様に、調理スタッフが作ってくれた給食のおかずとおにぎりがぎっしりと詰まったお弁当を目の前にご満悦で、パクパク・モリモリと残すことなく食が進んでいました。
 
翌週、幼児クラスでは遠足の思い出を記念に残そうとお絵描きをしました。年少児は、楽しかった反面、スタート時の雨天が強く残像に残ったほろ苦い思い出の図柄となっていました。一方、年中&年長児は「やっぱ、アスレチックよぉ~」、「えっ、転がしドッチボールは?」に「(何と言っても)弁当じゃろぉ~」と春が雨で室内でごっこ遊びだっただけに、室外での遠足は楽しさは格別で大変印象深いものになったようなので何よりと感じています。
 
先月のメインイベントは、今や国民的大イベントの一つとなったハロウィーン会でした。乳児クラスは「イチゴ&パイナップル」に、2歳児は「ラーメン屋」に、幼児クラスの年少児は「海賊」、年中&年長児は「マリオ&ピーチ姫」に仮装し、お目当てのお菓子をゲットしに出掛けることにしました。今回も昨年同様、コロナ感染症対策から「3密」を避ける観点から小グループに分かれて、近隣の方々とのふれあいの場を持つことにしました。
 
ハロウィーンとしては異色で目立つ、ラーメン屋店主のような出で立ちの2歳児は、近隣の方のところでお菓子をゲットし、時間差でお出掛けしていた1歳児と園前の公園で待ち合わせとなり、戦利品(?)のお菓子を見せ合い、ニッコリ笑顔で報告し合っていたのが印象的でした。
 
ご覧のように海賊に扮した年少児は園の両隣の事業所にお伺いし、ハロウィーン時の合言葉”Trick or Treat!”を練習通り言い淀むこなく言い、あどけない表情で次から次にお菓子をゲットしていきました。道すがらお会いする方々にも朝の挨拶をし、往来の方々からも「かわいいねぇ~」とお褒めの言葉を頂くなど、満更でもなさそうな表情を浮かべていました。

 
こちらはお芋畑などで食農活動でお世話になっている農場のおじいちゃんの勤務先や農場での様子。こどもたちは、こまめにあちらこちら回っていく内にお菓子バックはパンパン状態になり、「見てっ、一杯よぉ~」と嬉しい悲鳴を上げていました。
 
実は、ハロウィーン会にはもう一つのこぼれ話があります。それは、ご覧のような魔女からの手紙が朝から掲示されていて、みんなは当初「えっ、まじょ?」や「すてきなもの?」ってと訝しがっただけで終わり、みんなは仮装行列の方にいつしか気が移り、そのことは記憶の外に消え去っていました。その後、みんながイベントを終え、給食を食べ、午睡後のおやつを食べ、お帰りを待つ段階となって何処からともなく見知らず恰好の魔女の登場に暫しフリーズの場面もありましたが、次第に記憶が甦り魔女から素敵なもの(魔法のゼリー)を受け取って大喜びしていました。
 
≪行事食≫
給食 :ハロウィンハヤシライス・コールスローサラダ・マカロニスープ・みかん缶
おやつ:南瓜ポンデリング
 
ジャックオーランタンハヤシライスに「かわいー!!」と大喜び。乳児クラスでは、星型の人参に興味津々の様子。手でつかむと、じ~っと見つめパクンッと口に入れニコリ😊満足顔の子どもたち。また、幼児クラスでは、ジャックオーランタンの型を崩さないように丁寧に食べる子、中身だけ先に食べる子…など様々ですが、あっという間に完食していました✨行事食は、子どもたちにとって『特別』なんだなぁ~と改めて感じさせられました。
 
おやつでは、「ポンデリングじゃー!!」と給食に続き大喜びの子どもたち。ドーナツを手にすると、口を大きく開けて…パクリッ♬「ふわふわじゃ!」「おいしー!!」の連呼でした😊なかには、給食の先生に「おいしかたっ~、ありがとう」とお礼を言う姿も見られ流石だなぁ~と感心させられました。このような行事を通じ、こどもたちなりに発見や学びがあったのは何よりだと感じています。この場をお借りしてお忙しい中、近隣の皆さまにはこどもたちのために貴重な時間を割き、ご対応をいただきましたことを心よりお礼申し上げます。


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