このところの日中は、11月に入っても暦上の「冬」はどこ吹く風といった感じだったのに今週末に入り本格的な寒気が張り出してきたので寒さが身に沁みるようになってきました。おまけに遠くペルー沖ではラニーニャ現象が見られるようで大雪予報も報じられるなど今冬は厳しい寒さが襲来するかもしれません。そんな折、秋口からの原油高騰が続いており、いざ”暖”を取るのに必要な灯油高が気になるところです。いずれにしても、急な気候変化は体調不調を招きやすいのでくれぐれも気をつけていくようにしましょう!
　
今回はみんなが楽しみにしていた「遠足」と「ハロウィーン会」の様子をお伝えします。先月初めのぱんだ組は天候に恵まれましたが、後半のひよこ組&うさぎ組の予定日に限って天候不良だったので急遽、仕切り直しをし臨んだ代替日は小春日和となり、新調のリックや水筒でルンルン気分で海老山公園を目指して遠足に出掛けることにしました。
　
時折、気持ちのいい風が吹き寄せる公園に到着すると、みんなはすでに遊びたいモード･･･まずは、「むっくりくまさん」ゲームからスタートしました。みんなはクマ役の保育士を囲むような輪になり「むっくりくまさん～♫」と長閑なムードではじまる唄は最後の歌詞「（寝起きのクマさんに）たべられちゃうよぉ～」で一変、鬼ごっこへと変化するのですが、この変化がこどもたちには好評でヒヤヒヤながらも楽しいひとときを過ごすことが出来ました。
　
みんなは鬼ごっこもどきで火照った身体をしょぼん玉遊びでクールダウン。秋風にフワフワと舞うしゃぼん玉の行方を「どこ行くの？」と目で追ったり、一緒にかけっこをしたりして暫し、ほんわかムードに浸っていました。
　
植え込みの木々のたもとには色づいた落ち葉がたくさん。こどもたちは誰彼ともなく落ち葉の絨毯に集まり、落ち葉踏みのクシャクシャ音を楽しんだり、落ち葉を拾い上げて観察したり、最後は葉っぱの掛け合いで盛り上げることになりました。こうした身近にある自然とのふれあいは大切にしたいですね。
　

天候にも恵まれ、広い公園で思う存分遊び回ったこどもたちを待ち受けていたのは、お楽しみのお弁当タイム。ぱんだ組同様に、調理スタッフが心を込めて作ってくれたおにぎりに卵焼きなどのおかず。周りの緑や新鮮な空気もいい調味料となり、こどもたちの食欲を誘い、気づけば次から次へと完食となっていました。
　
次に、こどもたちがお菓子ゲットで大満足だったハロウィーン会の様子です。ハロウィンは秋の収穫を祝い、悪い霊を追い払うお祭りで、この仮装は魔女や悪い霊の悪さから守るという意味がこめられている、とのこと。ということで、こどもたちも手づくりの帽子や可愛い衣装を身にまとい、秋の収穫（お菓子）を祝うように近隣を仮装行列しました。
　
まずは、ノリノリの曲調の「今夜はハロウィンナイト」に合わせ、お友だちと手を繋ぎ、ステップを踏み、踊り、雰囲気も次第に上々となっていきました。最後の方にある「いたずらしちゃうぞ、がお～～～！という掛け声に合せた決めポーズde出陣準備も万端となっていきました。
　
その後、クラス毎に分かれて帽子や衣装を身にまとっていきました。ご覧のように、今回は魔女をイメージした帽子で統一したのですが、ひよこ組はクレパスでお絵かきをし、可愛い足型を取って組み合わせて作ったオバケかぼちゃで飾り付けをし、うさぎ組は全体をタンポで水玉模様にした上で目鼻口を思い思いに張り付けたネコちゃんで飾り付けしたものを準備しました。
　
ぱんだ組は手づくりのかぼちゃやペロペロキャンディを飾りつけたマントに、帽子はビー玉転がしでデザインした下地に色とりどりの折紙でお化けを表現したものを飾りつけしました。
　　
こどもたちも思い思いのハロウィーン衣装で仮装をし、はにかむ一方で満更でもなさそうな表情で楽しそうに近隣を練り歩き、目的地を目指しました。道すがらで出会う方々からは「かわいいねぇ～」や「気をつけんちゃいねぇ～」とお褒めだったり気づかう心温かい言葉を頂戴し、こどもたちは挨拶をして応えていました。そして、それぞれが指定の訪問先に着くと、お決まりの台詞”Trick　or Treat!”をきちんと言い、お目当てのお菓子に大満足でした。
　
ご覧のように、お菓子をもらう際にはきちんと両手で受け取り、「ありがとう！」とお礼を忘れずに言える、といったことが自然と出来ていることに感心させられました。こどもたちは行く先々でお褒めや「頑張って、よく来たね」といった労いの言葉を頂くだけでも十分なのに、お菓子までゲットできたのですから言うことなしのハナマルな一日となったのは言うまでもありません。
　
当日のハロウィーン行事食はお昼の「（ライスでかたどった）おばけカレー」に、おやつは同様に「おばけ型のクッキー」とおばけ尽くしでしたが、（自分たちの）仮装行列から程ないタイミングでしたので口々に「かわいいっ～！」と声を発しながら、パクパクと食が進んでいたので何よりでした。近隣の皆さまにはお忙しい中、こどもたちにこのような貴重な体験経験をする機会を与えていただきまして誠に感謝の念に絶えません。この場をお借りし、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました！