採用情報

園便り

~エイプリル・エトセトラ~

2022年04月27日 ふるいちからの園便り

今の季節は「春眠暁を覚えず」とあるように冬の夜から春の朝は白じむのが早くなり、足早に進む季節に身体が追いつけない感じをインストゥルメンタルバンドのG-clefの楽曲”エイプルバスケット”が「うつらうつら」と夢の世界から抜け出さない様子を表現しているなぁ~と個人的には感じていました。しかし、風薫る皐月が近くなり、心と身体も生活リズムに慣れ、日中さらに汗ばむような陽気ともなってくると・・・流石に体内時計もリセットされるようになってきますね。いよいよGWもはじまります。ここは感染対策はしっかりとして元気に楽しく季節を楽しんでいくようにしましょう!
 
新年度も1ヶ月近く経過しようとする中、不安を抱えての新入園児たちも園生活にすっかり馴染み、お家同様に過ごせるようになってきましたのでその様子をお伝えしようと思います。まず最初は0&1歳児のクラスから体操教室の様子です。こちらはいつも過ごす1階保育室から2階へと移動し、見知らない先生を前に「誰?」と警戒心を露わにする場面も見られましたが・・・在園児たちは勝手知ったる場所や体操教室なので生き生きと振舞い、新入園児も次第にそんな雰囲気に引き込まれるように参加していく姿が見られました。それは先生の挨拶代わりのアンパンぬいぐるみをサッと見せ、言い当てたらご褒美で貰えるという即興クイズも奏功していたと言えます。その後は、ご覧のようなトンネルくぐりやマットde遊び感覚での体操遊びが出来ていました。これから何が出てくるか、乞うご期待といったところです。
 
こちらは2歳児の大人気なリトミック教室の様子です。先生の季節に合わせた内容だったり、時に軽快、時にスローなピアノの音色に耳を澄まし、リズムに合わせた動きは今やお手のものとなっています。ご覧のように、こどもたちはスカーフでちょうちょに変身したりと、いろんな「見立て遊び」が好評です。ですから、この教室では終始、笑顔が絶えませんし、終わった後のスカーフの後片づけもバッチリのようです。
 
毎年、お芋掘りや夏野菜等の食農活動でお世話になっている農場のおじいちゃんのもとに園代表として季節の挨拶がてら元気に散歩に出掛けていったのは3歳児たちです。古川沿いの遊歩道には「あっ、タンポポ」や「あれは何の花?」と色とりどりの花々が咲き誇り、みんなは興味津々です。また、清々しい青空を気持ちよさそうに飛び交う鳥をみつけたりとまさに自然の宝庫(?)のようです。現地では、おじいちゃんが手塩にかけて育ている春野菜のじゃが芋畑を見せてもらったり、川沿いの土手で草ソリで遊ばせてもらったりと、その歓待ぶりにはいつも頭の下がる思いです。この場をお借りしてお礼申し上げます。いつもありがとうございます!
 
この時季は、旬のいちごを題材にカレンダー制作に取り組んでいるのは4歳児たちです。ご覧のようにいちごの苗を前にいちごを想像し、いちごの描写にチャレンジしています。そして、描写後のお楽しみは園のプランターに移植し、水やりなどのお世話をし、実際の栽培にもチャレンジしようとしています。これからポカポカの陽気で元気に育ってくれることをみんなで願っているところです。
 
最後のトリを務める年長組は絵の具を使い、端午の節句を前に金太郎を描くことにしました。今までのクレヨンとの併用で今までになかった描画法が試せるとあって、こどもたちも興味津々、積極的に取組んでいる姿が見られるのが何よりです。これから絵の具の濃淡や混色なども体験経験し、絵画の世界がさらに広がっていくといいなぁ~と思います。これからGWとなりますが、家族団欒を楽しんでいただき、連休明けにはみんなで遠足にも出掛け、さらに楽しい思い出づくりを計画しておりますのでよろしくお願いします。


2017年以前の園便り

©2017 TIC inc.当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。