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園便り

~年度替わりのエトセトラ~

2023年04月06日 ふるいちからの園便り

年々、気候変動の影響から「〇年に一度」や「記録的な」なといった枕詞がつく天候が今や日常茶飯事となってきています。春の代名詞の桜も例外ではなく3月中旬頃からの早咲き早散りで新学期には葉桜に姿を変えることが多かったのですが、今年は天候に恵まれたので可憐な桜が新入学生を迎え入れてくれそうです。それぞれが希望を胸に新たなステージに臨む、みんなの背中をそっと後押してくれそうですね。みんな、頑張ってね!園でも新入園児を迎え入れ、早く環境に慣れ、一人ひとりがいろんな体験・経験を積み、就学期に向けて一歩一歩前進できるうように見守っていきたいと思います。今年度もよろしくお願いします。


まずは、年長児が保育園生活最後の思い出づくりとして昨年、他の月齢児で盛り上がった餃子づくりに挑戦しました。今回もあらかじめキャベツとひき肉を混ぜ合わせた餡を用意しておき、園児が餃子の皮で包んでいく工程を担当しました。調理スタッフのお手本を見て、みんなは「お母さんがやってるよぉ~」と簡単そうな印象をもったようですが、実際にやってみると上手くくるめそうでなかなかそうはいかない状況が暫くの間、続きました。

その後、みんなは試行錯誤しながら餃子包みに挑戦していく内にお家やお店で見かける形の餃子を完成させることができ、ホッとした表情になっていました。みんなはお昼ご飯は年長児特製の餃子とあってかぶりつき、しみじみと味わっているのが印象的でした。

一人ひとりの入園時期は違いますが、それぞれが就学場所の小学校へ目指して園を巣立つことになりました。前日は「さびしいなぁ~」という感傷めいたものがみんなの心を占領していたようですが、当日は一転、ドキドキの緊張感たっぷりで式に臨んでいたのが対照的でした。式では一人ひとりが花道を凜として歩み、保育証書を受け取る際には喜びを胸に引き締まった表情で受け取っていました。これからは園での積み重ねを元に一人ひとりがそれぞれの就学場所で新たな体験経験から元気にさらなる発展されることを心より祈念しております。


そして、月日は進み新年度がスタート。在園児は新年度の進級式を周りの雰囲気から察知していたようで当日は朝からソワソワ状態でしたが、幼児クラスとの合同進級式だったのでお兄ちゃんやお姉ちゃんの側で心も落ち着きを見せていました。それぞれが進級するクラスマークをあしらった名札を胸につけてもらって、照れながらも満更でもない様子でした。会の途中には、一人ひとりの自己紹介の場があり、物怖じせずにしっかりと挨拶できていたのには感心させられました。

一方、こちらは同席参加していた幼児クラスの様子です。こどもたちの最大の関心事は「担当の先生が誰か」だったようで担任発表の場が一番、緊張と期待感たっぷりの場となっていました。幼児クラスともなると自己紹介もみんなに伝わるように簡潔に伝えられていたのには素晴らしいと感じました。最後は、年長と年中児が新に加わる年少児や年々少児の進級を祝うための唄が披露され、それぞれが進級したということでこれからの一年を頑張っていこうという気持ちを新たにしたようです。みんな、頑張っていこうね!!


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