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園便り

~新年度スタート、園でのいろいろご紹介~

2023年04月13日 いつかいち(分園)からの園便り

新年度は出会いのはじまり。みんなはワクワクとドキドキの期待と緊張が入り混じった気持ちで新たな環境に身を置き、一人ひとりが馴染み、順応し、普段着で過ごせるように努力する時期ですね。園の在籍児は当初、新たなお友だちを迎えて多少浮足だったところが見られましたが、次第に普段のペースに戻り不安気味な子たちへの気づかいをしてくれたりと頼もしく感じています。園の日常も次第に戻り、みんなが普段着で過ごせれるようになることを心より祈念しております。

 

今回は新たな仲間を迎え入れた入園式や在籍園児の進級式の様子をお伝えします。園では、新入園児の船出をささやかながら祝う会を設け、一人ひとりが元気にたくましく大きくなって欲しいとの願いをこめた桜のバッジを胸につけました。こどもたちは心なしか誇らしげな表情をしていたのが印象的でした。

 

在園児は1つ上のクラスに進級したという喜びを満面の笑みで表現していました。今までとは違う意識が新たな行動へと変わり今までとは違う景色がきっと見えてくるはず、なので園ではみんなが着実な成長ができるようによく見守っていきたいと思います。

 

新年度の重要な儀式の次には、園での日常について順追って紹介させていただきます。毎朝、みんなが順次登園し、午前9時頃からおもちゃを片付け、朝の準備運動にディズニー体操をします。その後、カルシウムチャージを目的とした朝のおやつの牛乳で元気モリモリとなり、出欠点呼や右脳開発のフラッシュカード等の朝の会で「動」から「静」への切り替えをしてお話に集中のひとときを過ごします。

 

その後は、室外遊びや室内制作や外部講師の方のレッスンなどの活動時間へと繋がっていきます。この日は麗らかな春の陽光を浴びながら、近隣の寺院や電車沿線へのお散歩で自然とのふれあいを楽しみます。色とりどりに咲き誇る花々に心奪われ、大きなゴミ収集車に目を奪われたりと発見の連続に興奮が冷めやらぬ様子です。

 

春先の注目はダントツで「桜」が挙げられます。今年は天候に恵まれ、新年度に入っても桜を愛でることができるので近隣の寺院境内の参道沿いの桜のお花見がみんなのお気に入りスポットとなっています。中には、道端に落ちている花びらを拾い、指差しながら愛おしそうな表情で鑑賞する姿が散見され、春を満喫できているようです。

 

歩行がままならない園児には外気浴が出来るウッドデッキが人気となっています。そこでは、フワフワと風に揺られるように舞うしゃぼん玉を目で追ったり、手を伸ばしてつかもうとしたりとそれぞれが楽しく過ごしています。また、室内では不安を解消した子がお気に入りのおもちゃで悦に入る様子も見受けられます。

 

園には残念ながら園庭はありませんが、天候不順の時や体操教室などで体を存分に動かしたいなぁ~という時には人工芝を敷き詰めたプレイルームが代わりにあります。ここでこどもたちはフラフープくぐりや回しをしたり、平均台感覚で平衡感覚を養い、楽しむことができます。

 

他にも、ご覧のような色とりどりのカラーボールがあり、カゴをひっくり返してザッ~と室内にボールを散乱させた途端、みんなは歓声をあげながらめいめい好きな色のボールを投げたり、追いかけたり、拾い集めたりとめいめいが思い思いにボール遊びを満喫しています。最後は、みんなでカゴにボールを拾い集め、仲良くカゴを収納場所へと運ぶ姿が少し前までの「自分が」と独占しようとしていたことが嘘のようで懐かしく、微笑ましく感じられます。
  
園ではこどもたちが活動と活動の合間に適宜、水分補給できるように各自に水筒やマグカップの持参をお願いしています。これから暑くなってくると脱水や熱中症が心配されることから日頃から水分補給する習慣づけを心掛け、実践しています。また毎月、季節感が感じられるカレンダーづくりにも取り組んでおり、大きくなってそれらを見返すことで写真とは違う、こどもたちの成長の軌跡が感慨深く感じられるものとして残っていくのではないかと思い取組んでいます。今年度も一人ひとりがそれぞれの成長曲線を着実に辿れるようによく見守っていきたいと思いますのでよろしくお願いします。


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