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園便り

~非日常体験のいろいろ~

2023年06月03日 いつかいち(分園)からの園便り

今年の梅雨は(最大風速60m超の)スーパー台風を伴いながら線状降水帯の発生もあって各地で自然災害をもたらしながら、いつもより早めの幕開けとなりました。昔はこの時季の雨は「恵み」として重宝がられましたが、あまりにも「度」を超えすぎてしまうと困った存在になってしまいますね。だからこそ、日常生活ではこれから発生するかもしれない「度」を超える自然災害にも対処できるような心構えと備えをしていかないといけません。これからの気象状況には目が離せませんので注意していきましょう。

  

新型コロナウィルス感染症の関係で外部講師の方々のレッスンもこの2年間は制約を受けましたが、ようやく通常ベースで受講できるようになってきましたので各教室の様子をお伝えします。まずはカワイ体操教室での指導歴がある先生の体操教室の冒頭は、「礼」にはじまって「礼」に終わるといった形で挨拶からスタート。そして、こどもたちはアンパンマンなどのぬいぐるみのふれあいですっかり心が和んで笑顔が広がります。

 

次に、こどもたちが本格的に始動する前に取り組むのが身体各部の遊び感覚を取り入れたストレッチ。こちらはこどもたちには「もし、もし」スタイルとなって、そもそもの柔軟性もあって楽しそうに取組めています。また、動物なりきり遊びではご覧のように「クマ」などになり、ノッシノシと歩行していきます。これで手足の筋力やバランス感覚が養えるのいいことですね。

 

乳児たちも段差のあるマット山の頂上を目指し、えっちらおっちらと意欲的に登っていく微笑ましい姿となっています。また、鉄棒のぶらさがりにも大分、慣れたようで持続時間も延び、筋力アップに繋がっているようです。

 

話は変わりまして、こちらは季節の行事をとりいれながら愉快に楽しくリズム遊びが展開されるリトミック教室の様子です。こどもたちに人気なのがご覧のスカーフde色々遊びのよう。今回は「いないいないばあ~」でいつもの手に変わり、カラフルなスカーフで笑顔の花が広がっています。

 

スカーフでの遊びが一通り済むと、一人ひとりはスカーフを畳んで先生の下へ感謝の気持ちで「どうぞ」と手渡していくのもすっかり定着してきています。そして、ぱんだ組のみんなは出欠点呼で先生に「◯◯くん」と呼ばれ、呼ばれた子は「はぁ~い」とカスタネットをタッチして応えていく様子も堂々としたものとなってきています。

 

その後、先生から「お風呂」の絵本の読み聞かせをしてもらい、いざ本番スタート。そう、今回はスカーフでお風呂ごっこを実演していこうというものです。みんなはスカーフを手の中でギュッと丸め、緩めていくとフワっ~と広がっていく泡ソープのようで、思わず「わぁ~」と歓声をあげて楽しそうです。他にも、タオルに見立てて腕や背中をゴシゴシ、お風呂がっこは盛り上がっていました。

 

今年度始めての英語教室でみんなにとっては「お初」となる先生との出会いは緊張感たっぷりで、当然のことながら遠目で様子見の形でスタート。しかし、ご自身も子育て中の先生の根っからの穏やかで人懐っこい雰囲気は次第にこどもたちを引きつけ、気づけば引き込まれるに間近で英語に浸る時間を過ごすことができていました。

  

一方、顔馴染みで楽しい先生はぱんだ組のみんなにとっては人気者の存在ですから、冒頭の出欠点呼の「お名前は?」の”Whtat’s your name?”の受け応えも手慣れたもの。むしろ、「はやく、わたしにも聞いてよ?!」とばかりに自分の番が待ちきれない様子が何とも言えない、微笑ましい光景となっています。この日は、勝手知ったる童謡「手をたたきましょう」の英語版で先生と一緒に英語シャワーを浴びる感覚で手足を動かして英語に浸るひとときを楽しく過ごしていました。この他には、エリザベト音大講師の方々をお招きしての演奏会もあり、こどもたちの感性や基礎体力づくりにちょっこと役立てるように機会となっています。これからも随時、機会を見て紹介していきたいと思います。


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