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園便り

~歯は大事、優しいお口ケアで健康に!~

2023年06月10日 いつかいち(本園)からの園便り

今年は、木々の若葉が深緑へと成長していくのを手助けするように水無月(一説には「水の月」)と月替わりすると同時に大量の恵みの雨を伴う梅雨入りとなりました。今週末も台風接近との予報で冷や汗ものでしたが、今回は日本列島直撃は避けられそうでホッと胸をなでおろせそうです。今後も注視していきましょう。また、この時季はジメジメ気候から食中毒をイメージしやすいですが、インフルエンザなど感染症の動向も気になりますので引き続き健康管理と感染症対策をして不快感を吹き飛ばして健康に過ごしていけるようにしましょう!

今月は従来は6月4日の「むし歯予防デー」からむし歯だけでなくお口が不衛生だと身体への病気の原因となることが判明したことから今月4日から10日を「歯と口の健康週間」と位置づけ、お口のケアを考える期間となりました。園ではこどもたちに絵本やお口の模型で歯みがき習慣で歯を健康にすることを学ぶ機会を持ちました。

絵本「はははのはなし」という絵本の読み聞かせでは、「食べ物を歯で噛み砕くことで身体に栄養が蓄積され、日々元気に過ごす事ができる!」という事を学びました。また、「みんなの歯は何本生えているでしょう?」と質問すると、戸惑うこども達・・・1.2.3…と実際に歯を数え、改めて歯の大切さを確認する場となりりました。


そこで、絵本「はははのはなし」がこどもの歯が20本あることを教えてもらい、「えぇ~、めっちゃあるじゃ~ん!」と驚くことに・・・年長クラスのこども達の中には、歯の生え変わりが始まっていることもあって「歯がグラグラしてきたよ~!」や「歯の後ろから新しい歯が覗いとるよ!」と、生え変わりを心待ちにしていて、ここでも「歯」の神秘と大切さを感じていました。

歯の数や生え変わりなどで歯のことを学び、歯のケアの仕方とお口の模型を用いて学びました。歯と歯茎の間の歯垢を磨き落そうと力任せにゴシゴシすると歯茎を傷めてしまうことにもなりかねず、元も子もなくなってしまいます。そこで、歯と歯茎の間の歯垢を歯ブラシの葉先をピンポイントで優しく左右に揺らして磨き落とすように指導し、みんなは給食後の歯みがきで実践していました。昔、昔の歯みがき粉のCMキャッチコピーになりますが、これで「芸能人は歯が命」とばかりに元気な歯が維持され、健康に過ごしていけるのではないかと思います。

こちらはこども達が楽しみにしているクッキング活動の様子です。今回はひまわり組がポテトサラダづくりにチャレンジしました。通常のポテトサラダの(じゃが芋、ハム、人参、たまねぎ)素材に加え、「旬」の野菜のスナップエンドウを彩りとして加え、元気チャージしていこうと考えたものです。


クッキング前にはスナップエンドウの素材そのものに触れたり、匂いを嗅いだりする野菜観察をしました。その後、一人ひとりが食材や調味料をボウルに入れたり、ヘラを使って混ぜ合わせたりと決められた分担をこなしていきました。分担の子以外は周りで「がんばれ~!」と応援したり、「ボウルが動かないように持ってあげるね!」と優しく声をかけて協力してクッキングは進んでいきましたよ。

中には、料理に目覚めた子がもっと混ぜたい気持ちに押されそうになりながらもお約束の「5回混ぜ」を何とか守って、順次バトンタッチしマッシュドポテトの中に万遍なく具材が混ざった、見た目にも鮮やかな美味しいポテトサラダ完成していきました。


そして、お待ちかねの給食の時間となり、担当のひまわり組の子はもちろんですが、他の月齢児もこのことは知っているので楽しみにしているようでした。普段、「じゃが芋は苦手」と公言してはばからない子もこの日ばかりは「みんなdeクッキング効果」からでしょうか、お口に含み、食べようとする姿が見られたことは集団活動の良さを改めて感じました。

今後も「旬」の食材を知り、料理を通じた惣菜への興味関心が増し、「旬」の食材パワーを摂り入れ元気パワーをチャージして元気に過ごしていきたいと思っていますのでよろしくお願いします。


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