水が張られた田んぼの早苗がゆらゆらとそよぎ、水田にはおたまじゃくしが元気に泳ぎ回る、梅雨の光景が広がるようになってきました。昔と違って、集中豪雨傾向が見られるのでのんびりと長雨の雰囲気に浸れそうにないのが残念な限りですが･･･季節の変わり目で気温や湿度の変化に気をつけながら、巷で増加している感染症対策の体調管理をしていき元気に乗り越えていきましょう！
　
まずは「（6/4～10）歯と口の健康週間」に向け、乳児クラスのみんなは歯と口を食後の歯みがきで衛生的にして健康な歯を保とうというお話を絵本「はははのはなし」でお勉強しました。その後、歯みがきをしないと歯がどうなるのかをパックリとあいたワニさんの歯で視覚的に確認しました。ですから、その日の食後のエチケットの歯みがきでは、みんなの念入りに頑張る姿が見られたのは何よりでした。
　
一方、幼児クラスのみんなも同様に絵本「はははのはなし」で歯と口を健康に保つ秘訣などを学びました。その話をかみ砕き、分かりやすくするためにワニのお口で歯みがきの仕方などを再確認しました。食後の歯みがきだけでなく、食べ物をよく噛むことで消化吸収がよくなり、お口の中が（唾液で）衛生的に保たれることも勉強できたので給食時のカミカミ、食後のシュッシュッの習慣が今後、こどもたちの健康維持増進に繋がっていくきっかけとなればと願っています。

　
こちらはひつじ組が時季的に出回っている「新」がつく玉ねぎやじゃが芋をつかい家庭料理の定番の一つである肉じゃがづくりに挑戦したクッキング教室の様子です。まずは、調理スタッフから説明を受け、一緒にまな板の上に置かれたじゃが芋や玉ねぎをトントンと小気味よく切り分けていきました。
　
そして、お昼ご飯の時間になるとみんなが切り分けた食材で整えられた肉じゃがが供され、みんなはクンクンと食欲をそそる匂いを嗅ぎ、食材の色合いを目で楽しみ、そして箸で口に運び広がる食材の旨味ワールドに舌鼓を打ち食事を楽しむようにパクパクと食が進んでいたので何よりでした。

こちらは園で取組んでいる食農活動の様子です。みんなが少し前にトマトの会社で有名なカゴメからトマトジュース用の凛々子というトマトの苗の提供を受け、プランターに植えました。と同時期に、実はオクラの種まきもしました。その後のみんなの献身的なお世話で発芽し、すくすくと成長の様子にジッと目を凝らして観察中。トマト同様にたくましく元気に大きくなぁ～れ、と願いを込めています。

　
最後は、梅雨の中休みの日には道路を挟んだ園の前の公園でアスレチック遊具のロープ登りで腕比べをしたり、園内をグルグルと走り回って本格的な夏を前に外遊びを謳歌しています。ジメジメとうっとしい季節ですが、それを吹き飛ばすかのような元気溌剌ぶりでこれからの夏を乗り切っていきたいと思っています。