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園便り

~ジメジメとうっとしい梅雨ですが・・・~

2023年06月23日 いつかいち(分園)からの園便り

先月末、例年にない早い梅雨入り後に台風と共に荒れ狂う大雨が襲って甚大な自然災害が起こりました。これは平成26年8月、当地で起こった土石流を伴う甚大な自然災害を想起させることから沈鬱な気持ちになってしまいます。と思いきや、梅雨の中休みが長かったりすると「本当に、梅雨?」と錯覚に陥りそうな気候が続いています。ここはこの時季ならではの紫陽花に一息つき、いざという時の備えを万全にしながら元気に過ごしていきたいと思います。

 

今月10日は「時の記念日」といって我が国ではじめて時が刻まれた日にちなみ、時間を大切にする気持ちを醸成する日。こどもたちには「時」を実感するのはむずかしいかもしれませんが、マイ・クロックで身近に感じてもらうことにしました。

 

ここで「時の記念日」のお勉強に絵本「おおかみさん、いまなんじ」と大きな大きな紙時計が登場し、その由来は意味を考える機会にしました。そう、「朝、起きる」、「ご飯を食べる」や「遊ぶ」などの時々で時間があるのを確認し、時間が守ることの大切さを学びました。

 

さらに、折角なので目の前の大きな時計で文字盤にある長さの違う針がそれぞれ指す数字で時間が示されることなどを深堀りして、みんなの好きな「おやつの時間」の3時を見て、「う~ん、そうなんだぁ~」と改めて時間を再確認する、いい機会となりました。

 

この時季は天候が不順なために元気溌剌と室外で遊ぶことができないこともありますが、そんな時はみんなは園のプレイルームにて「どうか最後まで落ちませんように!」とバランス平均台で平衡感覚を養ったり、少し大きめの台をよじ登ったり、降りたりとこちらも手足の筋力アップにはもってこいの遊びとなっています。

 

他にも、マットレスを積み重ねた、こんもりお山を高速ハイハイで上り下りしたり、ゴロゴロと転がったりとそれぞれがゆったりと楽しく過ごしています。また、ご覧のような手づくり平均台で取り囲んだボールプールも人気の遊びとなっています。

 

こちらは広島県より寄贈された地元県産木材の温もりのあるおもちゃを使った遊ぶの様子です。男の子には左右対角線の坂をコロコロと軽快に走行する木の車が人気。また、知育面も取り入れたカラフルな色合いの型はめパズルも安心安全で楽しめるおもちゃとしてひっぱりだこ状態です。

 

知育玩具つながりで数字の型はめやジグソーパズルも簡単にできそうでできないことから頭にイメージを広げ、現物のもを見比べ、目的の場所へピースをもっていき上手くいくこともあれば、いかないことも・・・試行錯誤を繰り返しながら完成させていく過程が大変であり、完成した時の「やったぁ~!」のすっきり感がこれらゲーム感覚の玩具の魅力となっているのでしょう。みんな、頑張ってね!


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