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園便り

~夏から秋へのバトンタッチかな?~

2023年08月16日 ふるいちからの園便り

先月下旬から学校で始まったウキウキ気分の夏休みですが、今月も半ばともなると(自身のことでお恥ずかし限りですが、差し迫らないとやらないタイプだったことから)宿題のことも頭に入れないといけない時期と人ごとながら心配な今日この頃となりました。まだまだ残暑が厳しいですが、ここ最近 朝早くには虫の音が聞こえるようになってきたことから季節の移りかわりが感じられるようになってきました。夏バテ等には気をつけ、体調管理をして元気に「秋」を迎え入れれるようにしたいと思います。
 
今年は世間が長いコロナ禍トンネルをようやくくぐり抜け、夏のイベント再開の流れとなっていることから園で実施した夏まつりの様子を乳児クラスから順次、お伝えします。当日、乳児クラスのみんなは園内にいろんな露店が軒を連ねていて目移りするばかり・・・ヨーヨー、金魚すくい、ボーリングゲームなど。最後の締めに、「おばけ花火音頭」を踊りで盛り上がり、笑顔で踊って楽しいひとときとなっていました。
 
一方、日頃からお店屋ごっこで遊ぶことが多かった幼児クラスには夏まつりの露店にはとっつきやすいことから(お金など)必要なものを手づくりするところからスタート。ですから、売り子の店員と買い手の客とに分かれ、順番に”ごっこ遊び”をし合い、当日は甚平姿で雰囲気たっぷり楽しめていたのは良かったです。最後はエビカニ音頭でこちらも元気一杯、笑顔たっぷりの雰囲気で楽しめていました。
 
ここからは月齢別の園生活の一コマをご紹介したいと思います。「ひよこ組」&「りす組」のみんなは栄養満点、あったか給食でお腹いっぱいとなり、目下のところお気に入りの2冊「おべんとうバス」や「くだものさん」がいい子守歌のようになっているようなので、その後はみんなはそれぞれの寝床へ進み、寝入りのいいお昼寝タイムとなっています。この絵本の読み聞かせは視覚的に想像性や知的好奇心を、聴覚的に語彙力などを養うので今後もいろんな展開を考えていきたいと思います。
 
こちらは手遊びや絵本が大好きなきりん組の様子です。最近、みんなのお気に入りの手遊びが「わにのかぞく」で、それぞれが手をパタパタさせてワニの口を笑顔で表現してくれるのが微笑ましく感じます。一方、絵本は自我確立が進んでいる月齢児なので個人差があるようです。これからは行事や季節感にも興味関心が湧き、人と人との関係性も学べるような絵本も紹介し、みんなのお気に入りの一冊に加えていってほしいなぁ~と思っています。

  
こあら組のみんなは夏まつりでのお店屋ごっこが相当、印象的だったようで、その後も「ままごとセット」でお店屋ごっこが定番となってきているようです。店頭では「いくらですか?」「3万円です」と「えっ~」とするものの、微笑ましい、ご愛嬌の展開となっています。あと、食後のお口ケアは年上の子たちの存在がいいお手本となっていて、童謡「はをみがきましょう」を口ずさみながら「バイキンやっつけるぞぉ~」と頑張っています。
 
食後の幼児クラスのお楽しみがお昼寝までのひとときをめいめい好きな絵本をお友だちと一緒に楽しみながら鑑賞しています。中には、年上の子と一緒に字をなぞるようにして「ひらがな」をものにしようとする姿から異年齢交流ならではの嬉しい効果が見られます。あと、トマトと同時期に種まきから育てたオクラが成長し、収穫するという食農活動から給食のお味噌汁の具として登場。好きな子だけでなく嫌いな子も「自分が育てたから・・・」ということでお口に運ぶ姿が見られたのは大きな成果でした。
 
毎日、暑い日が続くので火照った身体をクールダウンしてくれる水あそびは欠かせず以前のぞう組のみんなはと言えば、急く気持ちから着脱後の服の始末は乱雑なまま・・・ただ今年のみんなは最年長者の自覚からか着脱後は大人のたしなみを実践し上手に畳む習慣が身についてきているようです。また、本来水遊び後のカラー帽子を洗濯干しハンガーに装着するのは保育スタッフだったのを進んでお手伝いしてくれるようになってきたのも素晴らしいなぁ~と感心させられています。みんなの就学準備が着々と進んでいくのをこれからもよく見守っていきたいと思います。


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