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園便り

~しっかりと夏の思い出づくりしてます!~

2023年08月26日 いつかいち(分園)からの園便り

今月23日、容赦ない残暑の”これでもか攻撃”の中、高校野球決勝戦で107年ぶりに優勝したのは旗印「シンキングベースボール」を掲げた慶応高校。脱丸刈りなどいろいろありましたが、高校野球が球児にとってゴールではないはずなので試合開催場所、時期、時間や試合運営方法など斬新なアイデァの数々が今後いい形に進化していくきっかけになるといいですね。ということで、高校野球の終わると夏(休み)もそろそろカウントダウンの雰囲気と個人的には感じますが・・・とはいえ、この酷暑はまだまだ続きそうですので体調管理は怠りなくし元気に秋を迎えれるようにしましょう。

 
今回は毎月作成しているカレンダー製作を始めとして、各月齢児の製作の様子をお伝えしたいと思います。毎回、作品には季節感が出るように工夫しており、9月は「お月見」がテーマ。そこで、1歳児は黄色のタンポをポンポンしてお月さんを、2歳児はクレパスでタヌキの目鼻口を独創的に表現していきました。

 
また、手先が器用になってきた2歳児は折り紙を慎重かつ丁寧に台形に折り揃えて餅つきに欠かせない臼づくりに励みました。秋の収穫に感謝し、お月見団子は丸形にした画用紙に指に適量の糊をつけてこちらもお供え台・三方に上手に盛っていきました。

 
一方、1歳児は今まで腕試しにシール貼り経験をいかして今回はタヌキの身体に腕や足のパーツに糊をつけて貼るという、新しい試みにチャレンジ。何事もそうでしょうが、指に糊という「お初」のものを乗せるというのは恐々の様子でしたが、次第に慣れて順調にタヌキを完成させていました。

 

また、こちらは2歳児がアルミ箔の画材にマーカーを滑らせるように走らせてお絵描きをしている様子。これは紙材と違い、マーカーの走り具合がいいので0歳児も楽しむことができていました。他にも、夜空をイメージした色画用紙にいろんなキラキラと輝く数色の星を貼っていき、なかなかの出来映えに惚れ惚れとしていました。

 

ある時は、菓子折箱に画材を置き、絵の具で色付けしたビー玉をコロコロと転がして遊びました。ビー玉の転がり具合でピッとした直線やグワ~んとした曲線などが出来るのでワクワク気分で楽しめていました。さらに、2歳児は最近取組中のハサミでそれに切り込みを1回入れるはずが、調子よく2、3回と練習を重ねていました。

 

1歳児は食品トレーに数色のマーカーで色遊びをして遊びました。次から次へと色塗りしていく内にカラフルな出来映えとなって納得の表情を見せていました。その他にも、にじみ絵やシール貼りなどをし、それらを切り分けてそれらをブルーシートに並べれば、海の生き物大集合の出来上がりとなりました。

 

折角なので、みんなは磁石付の釣り竿を手にし、お魚さんたちにはクリップを装着して釣り堀のひとときを楽しんでもらうことにしました。ただ、こどもたちには磁石がクリップを引きつけるということは分かりませんので釣り竿をお魚に向けてみるのですが、なかなか思うようにはいきません。とはいえ、みんなも何度か試す内にコツがつかめていき、最終的には「やったぁ~」と歓声の上がる、嬉しいひとときとなっていました。

 

0歳児はそれを傍で「なに、してるのかな?」と物珍しそうに眺めていたのですが、ちょっとお姉ちゃん&お姉ちゃんの1歳児たちは釣り上げたお魚をどうぞと心優しく分けてあげていました。日々、一緒に過ごすことが多い仲なので、こんなちょっとした気づかいができるのはなかなかのものです。これからも家族的な異年齢の交流を大事にし、見守っていくようにしたいと思います。


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