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園便り

~暑さにもめげず、頑張ってます!~

2023年09月15日 いつかいち(分園)からの園便り

9月も半ばを過ぎ、(日中の残暑は相変わらずですが)「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように、日の出日の入り時刻から季節の移りかわりが徐々に感じられるようになってきました。秋は食欲、読書、文化などの冠詞がつきますが、今年は特に、スポーツがピッタリ。(季節は違いますが)春のベースボールクラシックの侍ジャパン優勝、最近ではバスケットボールワールドカップの総合順位19位ながらもアジア最上位でパリ五輪出場権獲得、そして前回のような躍進劇が期待されるラグビーワールドカップに最後は18年ぶりにセリーグの「アレ」を実現した阪神の快進撃など。熱狂が続く秋の夜長となりそうですが、元気や勇気をもらい、暑さを吹き飛ばしていきたいと思います。

 

日中はお散歩だけでもちょっとした冒険に出るような気候ですが、これからは外遊びで暑熱順化をしながら、秋の季節の移りかわりを感じていければと思います。まずは1歳児の様子からですが、みんなは水遊び期間中も登降園で身支度をしてきたこともあり、靴下や靴を履いたり、脱いだりのコツを大分、つかんできているようでご覧のような形で着実な成長が感じられるようになってきています。

 

お散歩は園の周りを誘導ロープの輪っかをしっかりと握り、みんなの息と同じように歩調を合わせて歩きます。まだ、歩行が難しい子たちはお兄ちゃんやお姉ちゃんのそんなしっかりとした歩きを見ながら後方からバギーで続きます。

 

2歳児の身支度ともなると「おてのもの」でテキパキとこなし、1歳児より一足早くお散歩に出掛けます。そして、遅れて出発してきた1歳児と途中、出くわすとにこやかにお互いに挨拶を交わし、その後は秘密の(?)園横に位置する脇道の生垣や隣接する畑などで自然とのふれあいを楽しんでいます。

 

ご覧のように脇道に隣接する畑には季節の野菜が栽培されており、野菜の花の周りを舞う蝶々やトンボを発見したり、土に生息する虫がひょっこりと顔を出してくることもあり、こどもたちにとっては格好の自然探索&発見の場となっています。
  
月替わりですんなり秋めいてくるのは期待薄で、真夏日が依然と続く中にあってはお散歩はこどもたちにとって短時間でも顔が火照るくらいに熱中症と背中合せの危険な状態です。そんな時は、外出は短時間で切り上げて、園のテラスでクールダウンがてらの水分補給で一息ついたり、外の空気を感じながらの絵本の読み聞かせを楽しんでいます。

 

その他には、0歳や1歳の子たちに人気なのが「しゃぼん玉遊び」。太陽の日差しを受けてキラキラと輝きを放ち、フワフワと舞う様子は神秘的に映っているかもしれません。みんなは指差しながら「お~い」と声を掛けたり、つかまえようと腕を伸ばしたりとそれぞれがしゃぼん玉と触れ合っています。

 

こちらは2歳児が先生の準備した、しょぼん玉液がついた輪っかに息を吹きかけて作ろうと試みるのですが・・・今、まだ修行中の身で上手くいかないようで今後、試行錯誤の上 目標達成ができることでしょう。最後は、みんなで「しょぼん玉、とんだぁ~、ソラ(宇宙)までとんだぁ~」と多くのしゃぼん玉の行方を気にし、楽しむ光景が広がっています。これからも暑さに気をつけて秋を楽しんでいきたいと思います。


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