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園便り

~ようやく秋めいてきたね!~

2023年10月07日 いつかいち(分園)からの園便り

今夏の蒸し暑さはしぶとく先月一杯近くまで続くことから「いつまで?」と正直、素朴な疑問が沸々と湧いていたものですが、月替わり近くにようやく季節の変化が見えてきたのでこれから”短い秋”を十二分に満喫できればと思います。ただ、初夏からずっ~と続いた暑さで心身ともにダメージを受け、気候変化に追いつけないところがあると思いますので体調管理には気をつけていき、活動的なひとときを満喫していくようにしましょう。

 

まずは、園の特色である「異年齢保育」の様子からお伝えします。3歳未満児の分園と3歳以上児の本園はそれぞれ至近距離に位置しますが、別々の場所のため日常的な交流は出来ないのが現状です。ただ、以上児の体操教室は分園に移動したり、お互いの園の中間的位置の公園で一緒に遊ぶなどで交流をする機会を設けるようにしています。今回は公園での様子についてですが、ご覧のようにまずは挨拶から交流スタートとなります。

 

公園内ではめいめいが好きな遊具等で遊ぶ光景が広がりますが、月齢が違う子たちが混じって遊ぶことで鉄棒、すべり台にシーソーなどの遊具で遊ぶにしてもいつもとは違う刺激があり、楽しみが倍増することに繋がっているようです。これから気候がよくなってきますのでこうした交流の場も増えていくと思います。

 

今月に入って厳しい暑さ夏から解放され外遊びが活発化していこうとする中、秋の恒例行事となりつつあるのが「ぱんだ組」が「電車deゴ~」で近場の公園で発見体験があります。広電の佐伯区役所から3駅先の井口電停を目指す電車乗車体験に加え、いつもとは違う目新しい公園で「非日常体験」を味わう小旅行です。ご覧のように、こどもたちにとって車窓から見える景色も新鮮そのもののようです。

 

電停から程なくして到着した公園にはカラフルで興味をそそる遊具ばかりでどれから遊ぼかなぁ~と目移りするばかり・・・とりあえず、目についたものからジャングルジムや動物をあしらったプレイスカラプチャーなど、次から次へと気になるものを試すように遊んでいました。

 

中でも、こどもたちを虜にしたのがご覧のすべり台で階段を登り切った踊り場での360度パノラマの絶景に暫し見惚れた後は樹脂製の螺旋形でクルクルと角度のあるすべり具合がスリルたっぷりで楽しかったようですね。

 

また、何気なしに公園の横に目をやると、そこは海水と淡水が混ぜ合わ河口があります。こどもたちがじっとを目を凝らして川面を見てみると、魚の群れを目にすることができて「あっ~、見て、見て」と興奮冷めやらぬ状況となっていました。他にも、遊具遊びが一段落した後に園内を探索していると「松ぼっくり」っぽいものがそこかしこに落ちて、早速拾い集めて何かしらの創作活動となっていました。その正体はモミジバフウでした。

  

公園はJR沿線に位置していることから、こどもたちは時折 踏切警報音が聞こえると沿線を走り抜ける貨物電車に魅了されていました。こうして公園でいろんなことが体験できて、みんなは充実した気持ちで帰りの電停まで移動して「まだかな?」とベンチで待つ姿もなかなか絵になる光景となっていました。

 

諺「字は体を表す」とは、書く人の性格や人柄が字に現れるやその人の本質や未来を示すと言われています。それくらいに「字」は大切なことから、この度 保育従事者で書道段位の方に硬質では体験が難しいので「はね」、「とめ」や「はらい」などを体験ができ、「字」に興味を持ってもらうきっかけづくりとして毛筆遊びをしましたので、その様子をお伝えします。

 

普段の製作で使う絵筆とは筆のボリュームも墨の黒一色ということで雰囲気も違い、白い半紙に黙々と思いを込めるように線遊びとは違うもの表現していきました。だからでしょうか、自然と凛々しく背筋をピンと伸ばし、ゆったりとした筆の運びにも気を遣った取り組みが出来ていました。みんなの作品は出来は色々ですが、ご覧のように味があってなかなかものとなっています。これからも回を重ねていき、筆使いや「字」への意識が高まっていければと思います。


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