採用情報

園便り

~秋にはいろんなことがありますね!~

2023年10月14日 いつかいち(本園)からの園便り

各駅停車の列車が目的地・「秋の駅」に近づくにつれ、開閉される扉から吹き込む外気は車内に心地よさをようやく運び込んでくれるようになってきました。車窓から見える景色に目を凝らすと色づき始めた木々の葉っぱからも衣替えがより一層感じられる今日この頃となりました。ただ、涼しさと共に空気が乾燥する季節となりますので感染症等には気をつけながら深まる秋を満喫していくようにしましょう。

(コロナ禍明けで)先月の「敬老の日」に老人施設に慰問予定でしたが、先方の都合で今月初めに順延されました。こどもたちはこの日を心待ちにしていましたので年中児クラスはタクシー、年長児はバスに乗り、おじいちゃんとおばあちゃんの待つ施設を目指してLet’s go~。みんなはこの段階では「余裕のよっちゃん」でした。


ただ、大勢のおじいちゃんやおばあちゃんの歓待を施設で間近に目にすると緊張が隠せず、ガチガチの状態でしたが、自己紹介した後のディズニー体操などの演目に移ると平常心を取り戻す当たりは流石と言わざるを得ません。その後は、園からの贈り物を贈呈し、施設からも手づくりのお花や昔ながらのおもちゃを頂戴し、嬉しいひとときを過ごしました。これから今後もお会いする機会が持てればと願っています。ありがとうございました!


先月までにこやかな笑顔で面白可笑しい英語教室をお願いしていたジェイソンさんが今月から都合がつかなくなったことを受けて、後任にエドウィン先生が引き継ぐことなりました。実は、お子さんが分園に籍を置いていた縁から(英語の教師をしていることもお聞きしていたので)今回の件を相談して快諾を得、前任者に勝るとも劣らない笑顔とパワフルさの英語教室がスタートしました。


運営内容も今までと同じ形式で日常会話で必要な「名前は?」、「天気?」や「元気?」などの簡単な英会話を絵カードで分かりやすく、時には抑揚をつけた形で発音されたりとこどもたちには刺激一杯の時間となっていました。こどもたちも初対面で緊張するどころかリラックスした形で楽しく英語を吸収することができたようで「楽しかった!」と一様に感想を言っていたのがそれを物語っていると思います。

 
次に、こどもたちが楽しみにしているリトミック教室の様子をお伝えします。まずは、準備運動がてらにお友だち同士が向かい合い、手を合わせて揺ら揺らとしたり、お尻とお尻をピッタンコしたりして遊びました。その後は、みんなのお待ちかねのカラフルスカーフ遊びへと移っていきました。
 

その後は、先生の弾くピアノのリズムに合わせて室内をお散歩し、お友だち同士が出会った際にはハイタッチやグータッチ、そして変わったところで指タッチも好評でした。リトミック教室は季節の行事も取り入れた内容となっているので季節感も味わえてこどもたちにとっては楽しさ倍増のようです。

 

こちらはお手玉遊びの一コマで音楽に合わせて、お手玉をポ~ンと投げ上げてキャッチをしたり、ご覧のように頭の上に乗せて落ちないようにバランスをとる遊びも楽しそうですね。これからもお楽しみタイムがこどもたちを魅了するのは間違いないようです。

 
秋は「食欲」や「スポーツ」などいろんな冠詞が似合う季節。その中でも、お祭りなどでも五穀豊穣を感謝する場があると思いますが、園でお借りしているお芋畑にもご覧のような青々としたお芋がこどもたちを今か今かと待ち受けるように成育しているのを心から感謝したいと思います。このお芋は梅雨入り前に植えた「鳴門金時」と「紅あずま」の2品種。
 

ただ、例年ですと夏場に雑草抜きに出掛けるのですが、記録的な酷暑の今年ばかりは全くの放りっぱなし状態で収穫期を迎えることになりそうでした。(これは畑をお貸しいただいている地主の方がご厚意で代わりにしていただいたとお聞きして恐縮至極の次第・・・この場をお借りしてお礼申し上げます)そこで日中、ようやく涼しくなってきたのを受け、園代表の年長児が雑草抜きに精を出してくれました。そんな中、バッタなどの虫とも遭遇できて大満足の様子でした。来月初めには収穫予定ですのでお楽しみに!


最後に、こどもたちの緊急時がいろんな場面で想定される保育現場にありながら、「そのいざという時」の初動動作をきちんと理解し、対応ができないと大変なことになります。そこで、園では毎年、定期的に所轄消防署の救急救命士の方をお招き、救急救命講座をお願いしております。火事などの避難訓練同様に心肺停止などの緊急時の対応をきちんと平時に頭に入れ、迅速丁寧かつ正確な対応ができるように努めていきたいと思います。


2017年以前の園便り

©2017 TIC inc.当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。