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園便り

~冬支度が進む景色に季節感が滲みます~

2023年10月27日 いつかいち(分園)からの園便り

今月も残り少なって来月の霜月が間近となってくると朝夕が心なしか肌寒く感じられるようになってきました。周りに目を凝らすと、可憐に春告げた桜もせっせと冬支度を進め、緑から赤茶色となった葉っぱは地面を敷きつめるように落葉していっています。このところ気温だけでなく湿度も低く、より季節の移りかわりが感じられます。これからハロウィーン、お芋掘り、親子遠足そして遠足と行事も目白押しとなっておりますので体調管理をして元気に過ごしていけるようにしましょう。

 
とうに過ぎてしまわないといけない夏が9月じゅう居座った為に日中の外遊びがままならなかったのが今月に入って日差しに柔らかさが感じられ、程ほどの気温で外遊びシーズン到来となって2歳児は短い秋を満喫しようと外遊びの日はさっさと身支度をして園を飛び出します。途中、先発でお出掛けの0歳児バギー号に出くわしたりしながら、目的地の公園を目指します。公園では園児お気に入りのツインすべり台de仲良くレッツスタートし、笑顔が広がっています。

 
みんなは運動会を心待ちにしているようで広~い園内を「よ~い、どん!」とばかりに元気一杯に走り回るのも定番となっているようです。園内の木々の色づきに心奪われたり、手に取った色づいた葉っぱをジッと観察したりしています。秋の風物詩の熟した柿を目にして「秋だなぁ~」としみじみ感じ入っているかどうかは定かではありませんが、季節の移りかわりを感じられているのは間違いなさそうです。

 
次に、0歳児がひと際、反応を示すのが精悍なルックスのレッドウィングなどの電車を間近で見れるお散歩コース。ご覧のように目と鼻の先の距離とは大袈裟ですが、車両の音や風を感じられるのがいいようです。また、道中に咲く花々も気づき指差す姿からも観察力を感じさせられます。

 
最後に、1歳児は園が入居しているマンション裏手からその側面の脇道へと通ずる、今にも自分たちに迫ってきそうな程の細い路地を通ることから普段なかなか体験できないドキドキのスリル感を味わいながらのお散歩コースを楽しんでいます。

 
そして、その細い道を通り抜けると一転広い道幅がみんなを待ち受けてくれているのでかけっこをしたり、生垣に目を凝らし、忙しく地面を移動する蟻やダンゴムシを見つけています。みんなは虫の動きから目が離せず、ジッと観察をしたり、恐いもの知らずの子はそっと手を伸ばして触ろうとしています。これからもいろんな自然発見があり、それぞれが学びの場となっていくことでしょう。

 
こちらは今やクリスマスに次ぐ一大国民イベントとなっているハロウィーンに向けた衣装づくりの様子です。この季節となると店先がハロウィーンデコレート一色になる中、目立つのが中身をくり抜いた南瓜版の灯ろうの「ジャック・オ・ランタン」。それを表現するのに0歳児はスポンジで、2歳児は細かく切った折り紙貼りで表現していきました。

 
めいめいは出来上がった南瓜に目・鼻・口のパーツを自分の感性で貼り付けていき、いろんな表情の南瓜が出来上がったところでこれらはマントの飾りつけとして収まっていきました。その後、魔女の帽子には愛嬌のある表情のお化けの飾りつけをして仮装は準備万端となりました。

 
魔女の帽子には他にもコウモリや猫バージョンも追加し、来週のハロウィーン準備は完成となりました。当日は日頃もお散歩等で見守っていただいている近隣の方々のところに直にお伺いし、みんなが「お菓子くれなきゃ、いたずらしちゃうぞぉ~」の呪文”Trick or Treat!”を言って、大好きなお菓子をゲットしながら接する機会となりますので、いいふれあいの場となるようにしていきたいと思いますのでよろしくお願いします!


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