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園便り

~佳き年末年始をお過ごし下さい!~

2023年12月28日 いつかいち(分園)からの園便り

今年年末のビッグイベントの華やかなクリスマスを終え、今日28日は官公庁の仕事納めで明日から一斉に故郷への帰省が始まることから年末の気ぜわしさがいいよいよ実感を伴い、来年に向けたカウントダウンが始まります。このところ年末といえば、あの感染症拡大で身動きに躊躇せざるを得ない状況が続いていただけに本来の年末年始気分が味わえるのは何よりですね。ただ、年末年始の天候は荒れ気味との予報が出ていますので気をつけて楽しい年末年始をお迎え下さいませ。

 

まずは、園で実施しましたクリスマス会のことをお伝えします。園児へはクリスマスに関する絵本の読み聞かせだったり、楽曲を歌ったりして雰囲気づくりからスタートし、みんなの中でイメージができたところでクリスマス会に向け、2歳児はサンタクロ―スの顔を、1歳はトナカイの目鼻のパーツ貼りをして各月齢児が思い思いに三角帽子をしていきました。

 

次に、取組んだのはクリスマスリースづくりです。0歳児も負けじとクレパスをしっかりと握ってお絵描きをし雪だるまを、1歳児は手型をお髭に見立てたサンタクロースを、そして2歳児は手型を組合せ、キラキラ飾りをつけたクリスマスツリーを表現したものを作成しました。みんなは壁に提げられた完成品に「あれ、ぼく(わたし)の!」と口々に自分の作品を指差し、喜びを共有していました。

 

最後の仕上げは、みんなでクリスマスで象徴的なツリーへ雪だるまや松ぼっくりなどのオーナメントによる飾りつけをしていきました。一人ひとりが自分の番を待ち、そしてゆっくりと慎重に飾りつけをしていき、徐々にツリーが華やかになる頃にはみんなの顔にも笑顔が広がるようになっていました。そして、キリストの誕生日祝いに来た賢者が道程の目印につけたとされる、煌びやかな星を天辺につけて完成となりました。

 

そして、みんなが待ちに待ったクリスマス会当日の25日には手づくりのサンタクロースやトナカイの帽子を被り、ワクワクとドキドキの興奮を抑えきれない状況でスタートしました。絵本の読み聞かせをよりかみ砕いた形でサンタクロースなどのクリスマスの由来などをおさらいしました。その後は、みんなでマラカス、鈴やタンバリンの楽器で馴染み深い「あわてんぼうのサンタクロース」を楽しく合奏していき、次第に雰囲気も最高潮へと達しようとしていました。

 

そんな中、みんながおぼろげながらに憧れ、待ち望んでいたであろうサンタクロースが”あわてんぼう”ではなく”ジャスト”のタイミングでみんなの前に登場する場面となり、中には「あっ、サンタだぁ!」や「やったぁ~!」と歓声が上がり、園内はあっという間に興奮のるつぼとなっていきました。

  

サンタクロースはこの日のためにみんなが準備をしてきたことなど熱い思いが届いたことから急遽、飛んで着たんだよと説明し、みんなが待ち望んでいたプレゼントを携えて来てくれていたのは言うまでもありません。みんなは憧れのサンタクロースから直接、手渡しされたので感激しながら「ありがとう」と感謝の言葉も忘れていませんでした。

 

今年一年も振り返れば怒涛の勢いで過ぎ去ろうとしていますね・・・園児の中にはクリスマス後には年末年始のお休みに入る子もいることから登園している子たちで園内の大掃除にとりかかりました。最近の世の中は便利グッズが満載で、部屋の掃除といったら自動掃除機◯ンバなどが幅を利かせるようになってきていますが、自分たちが雑巾で日頃、使用している椅子や床を掃除することはその分、身の回りのものに愛着も湧いてくるでしょうから大事なこととして実施しています。

  

0歳児も気づけば月齢が上の子の様子を見よう見まねで椅子をゴシゴシして全員参加の掃除が展開されていました。園内を隈なく掃除をするという観点で2歳児は手洗いで使用する鏡もきれいにしている気づかいと行動力には改めて感心させられました。こうして園内のクリーンナップが進んだことから来年も年明けから清々しい気持ちで迎えることができますので何よりと感じています。なお、本稿が今年最後の投稿となります。今年も多くの方々にご愛読いただきまして心より感謝申し上げます。年末は明日29日が保育納め、年明け1月5日より保育始めとなります。どうぞ佳き年末年始をお過ごし下さい。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


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