採用情報

園便り

~ネジを日常モードに巻き戻し中です~

2024年01月17日 ふるいちからの園便り

2024年のお正月気分も松の内の明ける8日にはお正月飾りは片付けられ、近隣の河川敷や小学校などで催されるどんど焼きで焼かれる風景があちらこちらで見かけられるようになってきました。これからお正月ののんびりから日常モードに頭を切り替えていかないといけません。今年は暖冬とは言え、季節はやはり「冬」ですから時折、厳寒に驚かされることもしばしば・・・これからの第一四半期は(年度末に向け、やること盛り沢山だから・・・)月日の経つのがあっという間と感じられるでしょうから体調管理をして年度末の締め括りがきちんとできるようにしていきたい思います。
 
園は、お家で英気を十二分に養い、登園した0&1歳児のニコニコ笑顔にこちらも思わずニッコリと微笑み返しをする形で保育始めがスタートしました。年初めということで、みんなの移動手段としてはお手のものとなってきた誘導ロープで近隣の神社へ初詣にお出掛けしました。みんなは入園当初から比べ、しっかりとした歩き方に加え、道端に咲くお花の色を言い当てたりと余裕ある形でお散歩できるようになってきたのは素晴らしいなぁ~と感心させられます。神社では順番に神殿に「今年一年、元気に過ごせますように!」と祈ってきましたので、みんなの願いがどうぞ神様へ届きますように!
 
一方、3歳児も無病息災祈願に同様に神社へ参拝に伺いました。みんなは神社での参拝作法の「二礼二拍手一礼」もきちんとでき、一人ひとりが順次お祈りしていきました。そんな中、ある子が目を瞑り、しきりに祈っていたので近くに身を寄せると「みんなが給食を食べれますように!」とみんなのことを思う、心優しい姿に接し改めて心の成長に感心させられました。
 
次に、園ではお正月遊びの伝承活動として乳児クラスではお手玉、紙風船、福笑いやけん玉などにチャレンジしました。こどもたちにとっては「お初」なことばかりなので保育スタッフが「こうやるんよぉ~」とか手ほどきしながらですが、福笑いで手探りで目鼻口のパーツを置いていき、出来上がりの面白顔に思わず、吹き出すという「福」笑いの輪が広がっていました。また、自分たちお手製の凧揚げや古来からの和たこ揚げにもチャレンジし楽しいひとときとなっていました。
 
所変わって、幼児クラスは福笑い、羽子板、双六、かるたや駒などの正月の伝承遊びをしました。ご覧のように、自前のカルタには市販のおもちゃにはない親しみや愛着が沸き、みんなで和気藹々と楽しむ姿が広がっていました。凧揚げでは洋風カイトと和たこの2種類を取り揃えたのですが、和たこは揚げる人だったり、空の風の状況で結果が左右されるのでなかなか空を舞うまでにはいきませんでしたが、洋風カイトは揚力を得やすい構造のようで比較的容易に揚げれたので好評でした。

 
続きまして、園の日常生活の様子をお伝えします。昨日まで暖かったのに今日は正反対の気候の展開に大人は正直、ついていけないのですが・・・「こどもは風の子」とはよく言ったもので2歳児のみんなは「外、行くよぉ~」の掛け声に、やることがきちんと頭にインプットされているので靴下、帽子、上着に水筒とテキパキと自ら出来るようになり、あっという間の準備万端の様子には感心させられるばかり。それだけではもちろんなく、外から帰ってきたら、脱ぎ終わったものを畳んでしまい、感染予防で手洗いもしっかりとできるようになってきているのも大きな成長です。このように身の回りのことが自ら一つひとつ、きっちりとできるように残り3ヶ月で仕上げをしていきたいと思います。

 
次に、年末には日頃、自分たちで使用する椅子、引出しの中や床を幼児クラスで取組みましたが、4歳たちもご覧のように頑張って綺麗にしてくれました。日頃、使用しているものを大切にする心の育みにも繋がり、今後も機会を設けていきたいと思います。年明け以降は、ご紹介しましたお正月遊びも一段落し、来月の発表会に向けた合奏の練習に取り組む日々が徐々に増えてきていますが、みんなは運動会同様に一つの目標に向け、心を一つにして取り組んでいますのでご期待下さい。
 
最後になりますが、5歳は松の内明けとなる7日を前に園で供される七草粥に入る七草の実物を見せてもらう機会があり、みんなが「声に出して読みたい日本語」にある「春の七草」を諳んじるあたりは日頃の勉強の成果でしょうが、流石です。これから現物を目に浮かべながらの暗唱となるのでより印象深くなるはずですね!あとは、来月の発表会に向け、みんなは毎朝 合唱の練習に取り組んでいます。運動会などで見られたように、本番に強いZ世代っ子たちなのできっと素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれることになりそうですから、乞うご期待下さい。


2017年以前の園便り

©2017 TIC inc.当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。