採用情報

園便り

~春よ、来い、早く、来い♪~

2024年02月02日 いつかいち(本園)からの園便り

今冬は全般的に「暖かい」と言われ、その油断を衝くような厳しい寒さの到来が寒暖差を生み体調を崩しやすい展開となりました。そして、月が替わった今月3日の節分を経て暦上は「春」。とはいっても、これから三寒四温のスローペースですから、その間体調を崩してまたぞろの感染症デジャブとならないようにしたいですね。体調管理と感染予防に引き続き、取り組み元気に春の到来を満喫できるようにしていきましょう。

 
今月最初のイベントは「節分」de豆まきでスタートとなります。古来、季節の変わり目は現代のような居住、食生活や医療といった、諸々の生活環境が十分でなく、病気になりやすい状況でした。そこで、そのような悪いことを穀霊が宿る豆(=魔滅)で追い祓う行事が行われるようになりました。そんな節分の由来等をパネルシアターで再確認をしました。
 
この日に向け、みんなは鬼のお面を作り、自分なりに鬼(=悪いこと)を追い祓う心の準備をし、ちょっと一息をつける楽曲「鬼のパンツ」で気分転換をしました。

 
みんなはある程度、予測ができたことですが、お約束の赤鬼が保育室に乱入し、一瞬は驚きつつもあらかじめ護身用に手に持っていた豆を鬼にぶっつけて鬼退治をしました。特に、最年長のゆり組のみんなは月齢下の子を勇敢に守ろうと必死の応戦に臨んでいた姿が印象的でした。
 
さすがにこども相手とは言え、多勢に無勢で鬼も「これは叶わん!」とばかりに早々に赤旗降参となり、折角だらか一緒に写真に納まって節分会は終了となりました。これを機に自分の隠れた鬼(=魔滅)退治にも繋がるといいですね!

 
節分会の行事食は昨年は恵方巻でしたが、今回は鬼の顔を模した、栄養満点のそぼろ丼と豆繋がりで納豆の和え物に田舎汁でパワーチャージをしました。

いよいよ今月中旬に予定している「保育参観&発表会」の練習風景をご紹介します。園児が登園し、ほぼ全員が揃う午前9時前後には自由遊びから朝の一日がスタートします。その第一番目はご覧のディズニー体操となっています。当初は、仲良しこよしが寄り添い、おしゃべりに花を咲かせる感じでしたが、今では一人ひとりの間隔も空け、前のお当番さんの動きに合わせた準備運動が行われています。その後の朝の会ではフラッシュカードや声に出して読みたい日本語の暗唱に取組んでいますが、先生のお話を聞くという習慣づけにも繋げれるようにしています。

では、各月齢児毎の練習風景をご紹介することにし、こちらはゆり組の鍵盤ハーモニカの練習風景です。年度初めから就学準備としてスタートしましたが、当初はなかなか馴染めず仕舞でしたが、楽譜を見、音階を耳で確かめる練習を重ねていく内に「今日は鍵盤ハーモカの日よね?!」と楽しそうに尋ねるようになってきました。それだけに、一人ひとりが発表会で披露する楽曲の練習には余計に熱が入り、練習に打ち込むようになっているので当日は息の合った合奏が披露できるのではないかと大いに期待しているところです。

次に、さくら組のお遊戯では男子チームは大好きな乗り物をテーマとした楽曲「ジューキーズこうじちゅう!」の中のクレーン車、ダンプカーやショベルカーの動きを身体で表現し、最後は工事を取り仕切る現場監督(?)に扮する流れとなっていますのでお楽しみになさって下さい。

 

一方、女子チームが選んだのが楽曲「にじのむこうに」で練習当初から振り付けもほぼ完璧に出来、両手でハートを作ったり、はたまた両手を広げて身体をクルっと回すといった愛らしい振り付けも完璧にこなしつつあるのでほっこりと心和むパフォーマンスを当日は披露できるのではないかとこちらも期待大の状態ですので乞うご期待下さい。

ひまわり組はさくら組とは趣向を変え、男女混合で2チームに分かれての演技披露となります。仮称のAチームの課題曲は「めざせポケモンマスター」と決まり、メンバーは「これ、知っとる!」とばかりに振付けは難度の高い前後左右の列移動もお互いに教え合う中で早々にマスターし、本番当日が待ち遠しいといったレベルとなっています。

 
もう一方の仮称、Bチームは飛行機のポーズやバランス感覚が要求されるケンケンパのパフォーマンスを披露するための曲として選ばれたのは「ダンスホール」という楽曲でした。中でも、難関なのが足踏みしながら両手を回す振付けに苦戦している状況ですが、弱音を吐くことなく頑張っているのでいい形に仕上がっていくと思います。

ゆり組は園最後ということもあって目玉は鍵盤ハーモニカだけでなく、劇「桃太郎」を各自が割り当てられた役を台詞を覚え、演じるだけでなく、小道具も手づくりで取り組んでいることから思入れたっぷりのものをご披露できると思いますので乞うご期待下さい。

当日はご紹介してきましたように、日常行っている朝の会の様子に加え、各クラス毎のお遊戯、劇に加え、合唱も見どころとなると思います。みんなの息のあったコーラスにも注目していただければと幸いです。

最後に、園で実施している課外授業の内、体操教室の様子をお伝えします。現在、みんなは愉快でパワフルな先生の指導の下、縄跳び、鉄棒にマット運動に集中的に取り組んでいます。縄跳びの準備運動として半分折した縄跳びを片手で持ち、ゆっくりと回して跳ぶことからはじめ、その後は通常の前跳びに取組みます。当初、みんなはあれだけ「できん!」と匙を投げていた印象が強かったのが、今ではそんなことを微塵も感じさせない、スムーズな前跳びを披露するまでになっています。こどもたちの順応性の髙さには改めて感心させられます。

鉄棒は足抜き回り、前回りに逆上がりに挑戦中です。両足を鉄棒につけて、補助付きで回り、最終的には補助なしで回るといった段階を踏んだ練習をしています。こちらも「こわい」が(できるようになって)「たのしい」に変っていることからいろんな体験の場が改めて必要だなと感じさせられます。

最後のマット運動も前転と後転、それぞれのコツを教えてもらい、チャレンジしています。こどもたちの「できない」と端から諦めるような言動に先生は「やらずに出来ないって言うより、やってみて、工夫することで誰でもできるようになる」とこれから何事に取組む上でも必要な金言を植え付けてくれています。みんながこれから何事にも失敗を恐れず、七転び八起きの精神で果敢に挑戦していって欲しいなぁ~と願って止みません。


2017年以前の園便り

©2017 TIC inc.当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。