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園便り

~どうぞ、2月が逃(に)げていきませんように!~

2024年02月07日 ふるいちからの園便り

2月は陰暦で如月(きさらぎ)、現在の暦とは1ヶ月程のズレあるそうですから実際は2月下旬から3月の期間が相当します。その語源として「陽気が更に来る」の”気更来”や「(春に向け)草木が生える」の”生更木”が当て字としてあるのもうなづけます。そういう意味でスポーツ界などでも本格的なシーズンに向けた始動時期となっており暖かい春本番が楽しみですね。ただ、季節の変わり目ですので体調管理をしっかりとして、これからの年度末を楽しんでいきましょう。
 
園では毎月、避難訓練を実施し園児や保育スタッフが非常時における初動動作を含め、安全安心に避難できるように訓練をしています。先月は消防士の方をお招きして、そんな避難訓練の様子を点検してもらったのですが、日頃の訓練が奏功し「スムーズに避難できていました」とお褒めの言葉をいただきました。また、避難時に必要な「お・は・し・も」の再確認も出来、「コンセント火災」の注意喚起があり、園内のタコ足配線や埃の除去などに気をつけていきたいと思います。その後は、保育スタッフの消火訓練にも立ち会っていただき、いざという時の心構えと対処法を励行していけるようにしていきたいと思います。

  
そして今月2日は「節分の日」でしたので乳児と幼児、それぞれで節分会を実施した様子をご紹介します。まずは乳児クラスの様子ですが、こどもたちは鬼に見立てた風船に新聞紙の豆で「鬼は外っ~!」と元気よく鬼退治をしていたのですが・・・園の扉がいつになく乱暴に開閉され、室内に突如乱入してきたのは厳つい表情で威嚇する赤鬼と青鬼の二人組。これには今までほんわかムードでの鬼退治スタンスは一気に引き裂かれ、みんなは上へ下への大騒ぎのパニック状態へと陥ったのです。しかし、鬼が保育スタッフを連れ去ろうとするのを見るや、みんなは恐怖心と戦いながら勇敢にも豆を撒き、鬼退治に臨む姿を見せてくれたのには大いに感心させられました。
 
次に、幼児クラスはさすがに今日という日がどういう日かは心得たもので「今日、鬼、来るの?」と心構えはある程度できた上でその時を待っている感じでした。でも、そこはある程度のサプライズが必要なことから手づくりお面の品評会をしたり、豆まきごっこでお茶を濁していると・・・大きく「ガタンっ」と扉が開く音と共に、お約束の鬼の登場でこどもたちもある程度、予想はしていたとは言え、素直に受け入れる程心の準備は出来ておらず結局は泣き叫ぶのオロオロ状態になってしまいました。しかし、この修羅場を何度か経験してきた年長クラスを中心にみんなが協力して鬼退治をし、事なきを得れたので万々歳でした。
 
節分の会の給食としては以下の通りで、「一難去ってまた一興」ということでみんなの頑張りで悪事を追い祓い、ご褒美に栄養満点の行事食が供されました。みんなは鬼退治でいつも以上に気力や体力を使ったので食欲モリモリで平らげていたのが印象的でした。
~献立~         ~おやつ~
そぼろ丼、納豆和え、   恵方ロール(ココアでワンポイントロール生地の中はバナナサンド)
田舎汁、いちご
 
ここからは各月齢児の様子を順次、ご紹介します。今年は暖冬と言われてきたので まさか「雪を拝むこと」ができるなんて想像だにできなかったことですが・・・しかし、神様はみんなに冬の象徴の寒さと雪をプレゼントすることを忘れていませんでした。年少児のみんなは登園時にチラチラ舞う小雪を目の当りにし外遊びを大いに期待し、実際の外遊びでは手や指が雪の冷たさで真っ赤になりながらもコンパクトな雪だるまづくりができて大満足のようでした。
 
さらに、年長児も雪の日を待ってましたとばかりに外へ飛び出し、雪あそびを楽しみました。みんなは以前あったようなドカ雪だったらそこそこ楽しむこともできたのでしょうが、雪は午前の早い時間に降り止み、ほんの少し辺りを覆う程度なので本格的な遊びへと展開できなかったのは残念でした。しかし、それぞれがかき集めた雪が手袋に張り付く珍現象やかき集めた雪で冷たさを感じたり、簡単なオブジェを作り上げるといった、この季節ならではの非日常体験ができたのは良かったと思います。

 
こちらは普段の園の生活ぶりをご覧いただく「保育参観&生活発表会」は今週末へといよいよ迫ってきた中、(0&1歳児)乳児クラスの様子を少しばかりご紹介します。まずは保育参観で朝の会の様子をご覧いただくのですが、すっかり園生活に馴染んでいる1歳児はご覧のようにきちんと着席し、出席点呼で名前を呼ばれると「ハイっ!」と挙手して応対する様子をご覧いただけるのではないかと思います。
 
こちらは2歳児が朝のディズニー体操で身体をほぐす様子となっています。みんなが大好きなディズニーキャラクターが出てくる楽曲だけにノリノリの体操の風景となっています。その後は、国旗や絵画等、右脳開発用のフラッシュカードによる遊び感覚でちょっとしたお勉強タイム。みんなは最初、フラッシュカードをめくる速さについていけず仕舞の状態が暫く続いていましたが、今では難なく受け応えできるようになっており、乞うご期待といったところとなっています。
 
最後になりますが、HPで体操教室の様子は各園分で随時ご紹介しているマット、鉄棒や縄跳びをみんなは一所懸命取組み中です。年中児は最初の内こそ「できんっ!」と断言めいた台詞を言い放っていましたが、今では晴れやかな表情でピョン、ピョンと縄を跳ぶ回数を増やしている姿を目の当たりにするとあれは何だっただろうと感じ入ってしまいます。何事も諦めずにチャレンジすることですね。また、お絵描きの方もしっかりとした構図に加え、色づかいもきちんと使い分けできるようになってきたので今後はさらに楽しみとなっています。


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