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園便り

~龍さん、力強く、いい方向へ導いて下さい!~

2024年02月15日 いつかいち(分園)からの園便り

今年は辰年で本来生存せず神話上の生き物の龍。その力強いイメージから力溢れ、活気づく一年との予想がある一方、世界的に台湾、インドネシア、ロシアやアメリカと選挙が目白押しの中、その結果次第では世界の勢力図が塗り替えられることも予想されます。ウクライナや中東情勢の紛争の行方や火種がくすぶる新たな地域で同様のことが起らないとも限りません。ここは人類の叡智がこれ以上、悲惨な迷路に入り込まないよう機能することを祈願して止みません。これから年度末に向け、発表会など行事盛り沢山ですが、元気に楽しく過ごしていくようにしましょう。

 

まずは節分に向け、保育室の雰囲気づくりで鬼の飾りを作りましたのでご紹介します。壁面には折り紙の鬼、梅と豆まきの入った桝を作成しました。また、2歳児は鬼の頭部分を器用に紐通しをして表現したお面づくりを頑張りました。

 

一方、0歳児と1歳児の鬼の頭は、色とりどりの絵の具をタンポでスタンプをして作りました。その後、めいめいがお顔の目鼻口のパーツを思い思いに貼り、お面も完成させたので節分の会を迎える準備万端といったところとなりました。

 

そして、節分の会当日、まずは豆まきなどの由来などをイラストを見ながら学び、併せてイワシのすぐに鮮度が落ちて放つ悪臭と柊(ひいらぎ)の尖った葉っぱが目を突き刺すことからそれぞれが鬼の弱点とされることから玄関に魔除けとして飾ることも学びました。

 

節分の意味が分かったところで保育スタッフを鬼に見立て、無邪気に豆まきごっこを興じていた時のことでした。何と言うことでしょう、招かざる赤鬼の乱入で保育室の雰囲気は緊迫の度をまし、みんなが一気に逃げ惑うパニック状態へと一変してしまいました。

 

そんな中、恐怖心を抱きながらも邪悪の象徴・鬼の前にみんなのために勇猛果敢に立ち上がり豆まきで孤軍奮闘してくれるお兄ちゃん戦士の活躍がありました。赤鬼はいたいけな子たちばかりだと油断していたことから予期せぬ反撃になす術もなくあえなく降参の赤旗を挙げる始末となってしまいました。

 

赤鬼はみんなを怖がらせてしまった罪滅ぼしにお詫びの印に握手、ハイタッチや抱っこなどで機嫌取りをして回りました。こんなそんなでみんなの悪戯心も払拭できたことでしょう!?

 

最後になりますが、普段の園の自由あそびの様子を少しご紹介したいと思います。こどもたちの興味関心は様々なので、遊び嗜好もいろいろということになります。ですから、それぞれが遊びたいコーナーへ足を運び、ままごと遊び、絵本鑑賞、パズル、車遊びにブロックなど楽しいことに無心となって没頭することができているようです。

 

みんなはお母さんやお父さんの料理をする姿を頭に浮かべ、ままごとセットの包丁で食材をトントンしたり、コンロでは鍋を置き調理を進める姿が見られます。もしかすると、こどもたちは料理から連想される温かさや美味しい匂いも感じとっているのかもしれませんね?!

 

こちらは自分の背丈を優に越える高さまで組み立てたタワー状のブロック。どこまで積み上げることができるのかの限界チャレンジ中のよう。たかが「積み上げ」と思うことなかれ、これはこどもたちの空間認知能力アップに繋がるので大事な体験です。一方、男の子は車大好きでロードマップがさらに想像力が掻き立てられる効果となり、遊びの展開に広がりを持たせてくれているので大いに楽しんでもらいたいと思います。


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