採用情報

園便り

~ぼく(わたし)、がんばったよ~!~

2024年02月23日 いつかいち(本園)からの園便り

地球の気温や気象パターンの長期的な変化は気候変動と呼ばれ、深刻な干ばつ、水不足、北・南極の氷の融解、海面上昇や以上な暴風雨などが自然現象として顕著になってきています。そういえば、今月も猫の目のように「春」から「冬」へと短い周期で不規則に変化する傾向が見られます。そのため、何だか寒暖差疲労で感染症の流行や身体の不調へと繋がる要因となっているようです。これから忙しくなる年度末に向け、体調管理には十分なケアをしていき、楽しく元気に過ごしていけるようにしましょう!


今回は年度末恒例行事として保育参観&発表会の様子をお伝えします。今回も感染症対策の一環で「3密回避」の観点から各月齢児毎の開催となっています。まずは、園児の日頃の様子をご覧いただく保育参観の部でディズニー体操、朝の会の季節の唄、出欠点呼、右脳開発のフラッシュカードなどをご覧いただきました。


そして、発表会の部でのお遊戯では男子チームと女子チームに分かれ、男子は「ジューキーズこうじちゅう!」、女子は「にじのむこうに」の曲で特徴ある演技を披露していました。普段から車Loveの男の子はショベルカーやブルトーザーの動きを身体全体で表現したり、赤い誘導灯で交通誘導員になりきったりと表現内容たっぷりに練習の成果を存分に披露できていました。保護者の方から思わず「かわいい」と歓声が上がるくらいの出来にこどもたちも満更でもない様子で何よりでした。

 

一方、女の子はキラキラとかわいい衣装に身を包み、間奏時の名前点呼の際の決めポーズを自分で考案したり、楽曲に合わせたノリノリの振付けはそれぞれがしっかりとシンクロしていて素晴らしいダンスとなっていました。男の子も女の子もどちらとも立派な演技から素晴らしいの一言に尽きる出来映えだったに感動いたしました。


合唱の部ではみんなは「ともだちさんか」を元気に熱唱していましたね。歌詞の中では特に、「空にはおひさま~」の部が非常に元気さが目立ち、さくら組らしさがよく表現できていたのではないかと思います。
 
発表会終了時の記念撮影ではみんなのニコニコ笑顔が目標をやり遂げた達成感溢れるものが漂い、よき記念撮影となっていました。最後は、一人ひとりご褒美のプレゼントにご満悦の笑顔で保護者の方に伴われ、帰途についていました。みんな、よく頑張りました!

 

年少児に続き、緊張感がさらさらない年中児の部へと移っていきました。ご覧のように、横一線にひろがって元気一杯のディズニー体操を披露した後、右脳開発のフラッシュカードでは国旗や掛け算などをスラスラ受け応えする様子が見られ、保護者席からも感心の拍手が沸き起こっていたのが印象的でした。

 
発表会の部では、まず男女混成チームAは今、密かなブームとなっているポケモンのテーマ曲「めざせポケモンマスター」を選曲し、お遊戯を披露しました。みんなは曲中の台詞「ぴかちゅう」では一人ひとりのお気に入りのポーズを披露したり、手を繋ぎ息のあった横一線に移動する様子もバッチリを表現できていました。
 

もう一方の男女混成チームBは「この曲、知ってるよ」から「ダンスホール」を選曲し、「手をしっかり上まで伸ばす」や「曲を聴きながら振りのタイミングを合わせる」など、曲中の部分部分で工夫を繰り返しながら練習を積み重ね、本番ではそれを如何なく披露できていたのには吃驚させられました。
 

最後の演目の合唱は「こころのねっこ」を選曲し、1年前を思い起こすと緊張から思い通りに歌いきることが出来ずに悔しがる場面があったのですが、今回はそれを微塵も感じさせない、一人ひとりが自信たっぷりに張りのある歌声で最後まで気を抜かず熱唱する姿が見られました。ですから、歌い終わった後は一様に安堵からホッとした気持ちからいい意味での疲労感もにじみ出た、いい笑顔を見せていました。

 
当日の全演目が終了した後、みんなは自信と達成感に満ちた、それぞれの笑顔で記念撮影の一枚に収まっていました。また、お帰りの際は年少児同様、担当保育従事者からご褒美のプレゼントを手にして満面笑みで園をあとにしていました。

 
最後のトリを務める年長児は、園最後の発表会ということもあって「ドキドキする」や「上手くいくかな・・・」と心配顔でスタートしましたが、始まってみるとそれは杞憂に終わり、普段通りに体操や朝の会を順調にこなしていく姿が見られたのは何よりでした。

 
年長児の見せ場は何と言っても劇「ももたろう」と言っても過言ではありません。みんなは風景画作成やお面や小道具づくりのお手伝いにはじまり、多くの台詞や劇中歌など覚えることや役どころの身振り手振りを演じるなど準備は結構、ハードで大変でした。
 

桃太郎、おばさん、(いぬ、さる、キジ)動物や鬼など場面場面でいろんな工夫をし、お互いに知恵を出し、教え合ったりと一致協力した結果、一つの劇として完成度の高いものとして披露することができたので、こどもたちもやり切った感が見えて、一つのことをやり遂げることの素晴らしさを傍で見ていて感心させられました。みんな、よく頑張ったね。

 
年長児になり、就学期に向けた取組みとして実施しているのが鍵盤ハーモニカ。みんなの思いが当初の「できん」が「今日、練習あるの?」とねだるくらいにまで楽しみの一つにまでなり、最終形としてみんなが息を合わせて「ドレミの歌」と「メリーさんのひつじ」をきちんと演奏できるまでになったことは今後、就学期にさらに花開くことへと繋げていって欲しいと願っています。
 
最後の合唱の部では「ね」を披露しました。最初は歌のリズムが難しく、苦戦気味のスタートで心配されたものですが、次第にリズムも合うようになり、最後を飾るのには最高の心こもった歌声を披露していました。園最後の発表会がこのような形で実り多きひとときとなり、いい思い出づくりができたのは何よりと思います。

 
発表会後の翌週初めに、こどもたちと「発表会の思い出」をテーマに当日を振り返り、当日のイメージを画用紙に記録する描画活動をしました。めいめいが頭の中に残っている思い出を辿り、画用紙と向き合い、クレヨンでイメージを描き下ろしていきました。
 

お遊戯でお気に入りの衣装を着ている姿やお父さんお母さんが発表を見ている様子など一人ひとりが印象に残った場面をウキウキ気分で描いたのが印象的でした。曰く、「ここは黄色だったよね?」とお遊戯の衣装の色を確認しあったりと、お互いに確認したり、「ポケモンの歌で踊ったからピカチュウを描こう!」とそれぞれが思いを抱きながら作品作りを楽しんでいました。

 
思い起こせば、今年度も進級や入園などでスタートし、今までにあくなきチャレンジ精神でいろんなことを体験・経験し成長してきたこどもたちですが、今回の発表会という場で自分たちの現状を包み隠さず表現することができ、満足感に浸っているようです。今後もみんなに寄り添い、一人ひとりにあった係わり合いを大事にする見守り保育をしていき、心と身体の成長を見届けていきたいと思いますのでよろしくお願いします。


2017年以前の園便り

©2017 TIC inc.当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。