春の訪れを告げる梅も「寒いかな」から「Ｔシャツ一枚で大丈夫な暖かさ」の日替わり天気でおっかなびっくりの開花のように見えますが、いきいきとした草木の様子から春は手の届くところに来ていると感じられる今日この頃。年度末もいよいよ最終コーナーを曲がり、ゴール寸前ですので悔いが残らないように走り切り、次のレースに備えていけるようにしたいです。

まずは、ひな祭り会の様子からお伝えします。お内裏様とお雛様の衣装はガーゼ仕様のタンポで慎重に色飾りをし、お顔は一人ひとりが思いを込めてパーツを貼っていき、ひな祭り会の下拵え的な準備は完了となりました。

さて、ひな祭り会当日はその由来をお勉強した後、みんなで童謡「うれしいひなまつり」を合唱する中、赤いひな壇に見立てた画用紙にひな人形が順次、並べられていき、ご覧のようなひな飾りが目の前に現れ、みんなからは「わぁ～」と歓声を上げる出来映えでした。

　　　　　　　　　
みんなはお手製の雛飾りをバックに一人ひとりが健やかに育ち、幸せになれますようにとの祈願を込めた記念撮で満面の笑みの表情が印象的でした。

次に、0&1歳のみんなが「タコ焼き風ポテト」のクッキング教室に参加した様子をお伝えします。いつものように調理スタッフから食材のキャベツ、紅ショウガに片栗粉の現物を見せてもらい、その理解と馴染みを持つ機会からスタートしました。

さて調理の最初の工程は、ボールの中に入れた蒸かしたポテトをマッシャーで「よいしょ、よいしょ」と潰していくのですが、隣の子の応援が大きな支えとなってはかどっていたのは何よりでした。そこに、最初に見せてもらった食材3種を加え、混ぜ混ぜして生地づくりを進めました。

その後を引き取った調理スタッフがたこ焼き風に丸めたものを油で揚げて完成。たこ焼きは人気なのでたこ焼き風ポテトも同様に人気でパクパクモリモリと平らげることが出来て万々歳でした。これからも旬の食材に触れ、興味関心を持つ機会とし食べる環境づくりを進めていきたいと思います。

最後に、残り少なくなってきた園生活の楽しい思い出づくりに近隣の海老山公園へ遠足に出掛けてきました。早朝の一雨が気になりましたが、みんなは春の陽光を浴びながら時折、吹き寄せる北風をものともせずに小高いお山の公園を目指してお散歩感覚で頑張って登り切りましたよ。

こちらはなだらかな山頂に公園や遊歩道があり、頂上には宮島や江田島が見渡せる展望台が設けられています。さすがに、みんなの脚力で展望台チャレンジは難があるのでシーソー、ジャングルジム、ブランコに鉄棒とバラエティに富む公園で思い思いに遊ぶことにしました。

いつもの公園にはない遊具にどうしても目がいき、体験してみたいという好奇心が働き、押すな押すな人出で順番待ちしながらシーソーや雲梯などの遊具も含め、広い園内で新鮮で心地よい空気を存分に吸い込みながら、一足早い「春」を感じていました。

朝からよく歩き、広い公園で存分に身体を動かした後に来るものと言えば、お腹グゥ～グゥ～の空腹感と相場が決まっています。ですから、ご覧のように園で作り、彩りよく準備されたお弁当を前に「やったぁ～！」と歓声を上げながら、青空の下、みんなと一緒に楽しく食べるのはご飯がすすむというものうなずけますね。園に帰り、調理スタッフに「美味しいお弁当、ありがとう」とお礼をいうのも忘れていませんでした。この遠足がみんなの楽しい思い出の１ページとなりますように！