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園便り

~いよいよ年度末も佳境を迎えようとしています!~

2024年03月16日 いつかいち(本園)からの園便り

今年度もいよいよ2週間を切り、年末の師走同様にタイムリミットが目前に迫る中、気ぜわしさが一層、切実に身を包む感じがします。ここは逸気持ちにコントロールする意味でもやるべきことの洗い出し、その優先順位から着実に処理していくように心がけ、やり残しのないようにし、新年度へいいバトンタッチをしていきたいですね。頑張りましょう!

今回は園生活のカウントダウンが始まった年長児の様子を順次、お伝えしようと思います。まず、佐伯消防署主催の「集まれ、ちびっこ消防士!」という防災体験イベントからスタート。当日は出発直前にポツポツと小雨模様で躊躇しましたが、程なく止んだことから公共交通機関のバスで目的地を目指してgo~~いい社会体験となりました。


まずは消防署音楽隊の華やかな演奏では、こどもたちにも馴染みのある「ジャンボリミッキー」などで盛り上がり、さらにキビキビとした動きのフラッグダンスでみんなの防災体験の心の準備も万端となりました。


みんなが各種防災体験の中から一番目に選んだのは放水コーナーでした。消防士の制服に身を包み、4人かがりで何とか持ち上げたホースから勢いよく水が飛び出し、放水体験を楽しみました。


次に、ドライスモークを充満させた煙幕の中に入り、低姿勢で口を手で覆って避難するのですが、みんなの感想の「何にも見えんかった」や「変な臭いで息ができかった」にあるように普段の避難訓練とは違い、よりリアルな体験ができて良かったです。


よりどりみどりの中から次に選んだのが、救助工作車に乗り込み、俄か消防士気分を存分に味わうことにしました。みんなはいつもとは違う高い運転席からの景色は格別で、それが表情にストレートに出ていますね。はしご車をバックにした記念撮影では凛々しく敬礼ポーズで臨みました!


紙芝居は火遊びは危険なので安心安全に避難することが必須なので、その時の約束「おはしも」の再確認をしました。園で何度も確認し合っていたので消防士の問い掛けにも自信をもって応えられていたのは素晴らしいことでした。地震体験カーで震度5弱の揺れも体感し、地震の怖さが実感した上で避難訓練が今後できるのではないかと思います。


なんでも広島市消防局には「もみみん」が、佐伯消防署には「さいこちゃん」とそれぞれゆるキャラがあるようで本会を盛り上げるのに一役買っていました。みんなもそんな愛嬌たっぷりのマスコットキャラクターを前に自然と頬がゆるみ、楽しいひとときを過ごすことができました。

 
 
防災体験の次は、園生活の最後を飾るべく、千田にある広島市健康づくりセンター内の「健康科学館」と近隣にある千田公園で出掛けて、楽しい思い出づくりに出掛けてきました。今回は特別に「ふるいちの園」との共同実施企画となっており、みんなは電車とバスを乗り継ぐという、なかなか出来ない社会体験で目的地を目指し、現地でお初ながらもお互いに挨拶をし、早くも意気投合といった感じで入館していくことになりました。


健康科学館では「げんきのもと、ごはん」のビデオを鑑賞し、食べることの大切さをより知ることが出来ました。その後に心臓、脳、目、鼻、口、肝臓、小腸と臓器ごとにブースがあり、説明を聞いたり実際に模型に触れて学ぶことができました。

歯のブースでは歯型のパズルや虫歯菌を倒す遊びがあり、今回、ふるいち園のお友だちとも早速、協力しながら遊ぶ姿が見られ、サッと仲良くなれるこどもの世界の良さを感じ入ることになりました。


内臓の中は直接、目で見ることができないだけにリアルに模した腸内の体験ゾーンではその緻密な再現性にビックリさせられたり、歯の生え方なども視覚的に分かりやすいものだったので改めてお口のケアの大切さを学ぶ、貴重な機会となっていました。


健康科学館でじっくりと健康について頭の体操をし、みんなはその後、お腹もグゥ、グゥ~となってきたところなので近隣の千田公園へ移動し園から丁度、到着した園特注お弁当のおかずの唐揚げに卵焼きやおにぎり、そしてデザートのいちごなどで舌鼓を打ち、人心地ついた感じでした。


みんなはお腹を一杯になったところで、此方へ移動したきた時から小山を覆うように配された長いローラすべり台を筆頭としたアスレチック遊具に目を奪われていたので先生の注意を聞き、サッ~と思い思いの場所へと移動していきました。今日は「いつかいち」と「ふるいち」と合同なので普段にもまして賑やかに楽しく過ごすことができ、お互いにいい思い出づくりができたようです。

ですから、帰園の時間が迫ってくるとお互いに「楽しかったね!」や「気をつけて帰ってね」と感謝や気づかいを見せる場面もありました。このような機会がなかなか出来ず、みんなにとって最後の最後に実現できたのもいい思い出となったのではないかと感じています。

 
話は変わり、年中児のクッキング教室の様子をお伝えします。まずは、みんなに旬の食材について説明するのに日本の四季について尋ね、それぞれの季節に一番適した食物が身体にいいことを説明していきました。そして、春の旬の食材には絵カードでキャベツ、じゃが芋にショウガがあると紹介したのですが、みんなは最初の2カードは好感触でしたが、最後の「ショウガ」は「??」でしたが、お好み焼きなどの紅ショウガで納得顔となっていました。


今回のクッキング教室ではボールの中に入った茹でじゃが芋をすりこ木で器用にコネコネして擦り潰す工程が一番大変なところなのですが、こどもたち同士の中で擦り潰し役、ボール支え役に擦り潰し回数カウント役に担当決めをし、きちんと役割分担がなされ、共同作業がなされて事がなされたいったのは素晴らしいと感じました。

 
この擦り潰したポテトに片栗粉を入れ生地づくりをした後に、今回の旬の食材のキャベツ、白ネギに紅ショウガを入れて混ぜ混ぜしました。その後はたこ焼き風にボール状に成形したものを揚げてお昼寝明けのおやつとして提供されることになりました。


そして、粉もの文化の当地にあってお好み焼きと人気を二分するたこ焼き風ポテトはみんなの舌をうならせるものがあったようでパクパク、モリモリとお口に運ばれ、あっという間の完食となっていました。これからもみんなの「食べず嫌い」から食材に興味関心を持ち、食べてみて嗜好を広げることが出来れば幸いですのでよろしくお願いします。


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